2023年7月22日
広島 夏休みお寺宿泊体験
【広島】 広島市中区の本覚寺(渡部公友住職)で、7月22・23日、コロナ禍前の2019年以来となる1泊2日の【夏休みお寺宿泊体験】が開催され広島県内だけでなく、遠くは山口県からも応募があり、小中学生男女20人が参加した。
2日間のカリキュラムは、写経・読経などの修行体験、広島中央公園ファミリープールでの水遊び・花火などのレクリエーション、被爆体験伝承講話の聴講や被爆遺跡を巡るフィールドワークなど、広島の地域性を活かした取り組みとしてキャンセル待ちになるなど、保護者からも大変好評である。
特に、今回は本覚寺付近の宿泊施設からの提案で、大浴場に入浴してリフレッシュするサプライズ企画もあった。また、朝勤後には渡部住職から、フードロスなどの社会問題から仏教の「自業自得」の教えを聴聞し、初めて法話を体験したという参加者もいた。
普段お寺に行くことが少ない参加者からは、「お寺に対するイメージが変わり、こんなに楽しい所だとは思わなかった」という感想が寄せられ、渡部住職は「来年も更にカリキュラムを改善し、意義ある体験をしてもらいたい」と語っていた。