全国の通信記事
2023年6月28日号
奈良 第五回統一信行会
【奈良】宗務所(木村泰存所長)は六月二十八日に大和高田市妙法寺(吉田龍永住職)で、「第五回統一信行会」を開催し、約90名が参加した。
「法華経の祈り」と題した法要には協議員と修法師会員が総出仕し、熱心な祈りが捧げられ、続いて常任布教師の岡田法顕師(御杖村妙徳寺住職)による法話があり聴衆は熱心に聞き入っていた。
近年コロナの影響で縮小開催となっていたが今年から以前のような活気が戻り、参加者の表情も明るかった。
2023年6月27日号
愛媛 七十七箇寺参り
【愛媛】6月27日、本妙寺(西条市国安)の檀信徒19名が、梅雨の合間を縫って今治市の法華寺・法徳寺・妙本寺を巡った。
一行は、各寺院にて法華経を読誦・唱題。参詣先の住職が、さまざまな霊位の追善・追孝供養をはじめ、家内安全や心願成就のご祈願を祈った。その後、南無妙法蓮華経の内証を示す三大秘法などについての法話を拝聴した。
本妙寺は、阿仏房日得上人が行った千箇寺参りにならい、年に1度、四国にある日蓮宗寺院を巡っており、今年で、七十七箇寺を巡った。
大阪和泉 泉佐野市妙浄寺で入寺式
【大阪和泉】令和5年5月27日泉佐野市榮福山妙浄寺本堂にて『法燈継承入退寺式』が執り行われ、僧侶檀信徒ら200人が参列した。当日は晴天に恵まれ、雅楽隊の音の鳴る中、41名の稚児、およびその保護者に続き、新住職薮木正純上人が、最寄り駅から約20分かけて練り歩き、沿道に非日常の光景を喜ぶ多くの方々がいた。新住職は、山門到着後、市文化財の梵鐘を合図に本堂に入堂し、稚児の供えた蓮の花を御宝前に捧げた。式中今日まで妙浄寺の法燈を護ってきた前住職薮木恵照上人から住職の証となる拂子が継承された。その後、入寺奉告文を読み上げ、さらなる寺門興隆を誓った。式後「ガーデンパーティー」ならぬ「境内パーティー」をして、参加者は喜びを共有する時間に浸った。