全国の通信記事
2022年2月20日号
滋賀・護法統一信行会
【滋賀】宗務所(佐橋龍岳所長)主催、檀信徒協議会(小林耕会長)協賛のもと護法統一信行会が2月20日、近江八幡市滋賀県立男女共同参画センターG—NETしがにて開催。教師檀信徒約80人が参加した。法味言上後、佐橋龍岳所長は「コロナ禍において大会等が開催することが難しく、特に、誕生寺でのご降誕八百年慶讃大法要を団体参拝にて計画していたものの、断念することとなり誠に残念であり悔しく思う。今年の信行会は午後からの開催と短縮したが、本日、講師としてお招きした村田上人は二度お断りしているので中止となることはどうしても避けたかった。今年中に新型コロナウイルスが終息することを切に祈る。」と挨拶した。その後、村田龍学上人(和歌山県養珠寺住職)を迎え「合掌とお題目とわたしたち」と題し講演。「“いのちに合掌”とは、常不軽菩薩品の二十四字“我深敬汝等 不敢軽慢 所以者何 汝等皆行菩薩道 当得作仏”であり、これが日蓮大聖人のお題目“南無妙法蓮華経”である」と自らの実践、体験と共に分かりやく例えを交えながら語った。講演後、修法師会による法楽加持で参加者の信行増進と疫病新型コロナウイルスの早期収束を祈願し信行会の最後を締め括った。
2022年2月19日号
東京北・七面大明神例大祭・新型コロナウイルス退散祈願、國祷会
【東京北】台東区谷中 本山瑞輪寺(井上日修猊下)に於いて令和4年2月19日に七面大明神例大祭・新型コロナウイルス退散祈願とした國祷会が厳修された。本来であれば日蓮宗大荒行堂成満僧を迎え、法要が執り行われていたが、本年も去年と同様にコロナ禍による大荒行堂の閉鎖により瑞輪寺有縁の修法師、約20名が出仕しての開催となり、檀信徒はコロナウイルス感染症の懸念からマスク着用・アルコール消毒・堂内換気等の感染対策を徹底しながらの参列となった。
法要では井上日修猊下が法要導師をお勤めになり、更には、稲荷泰雅上人(瑞輪寺執事長)が副導師をお勤めになり、渡邉宝道上人(宝晃寺住職)が修法導師を勤められ法楽加持が執り行われた。修法師の早く力強い読経と、一糸乱れぬ木剣による御祈祷が厳修され、国家の安泰、殊に国内でも猛威を振るっている新型コロナウイルスの病魔退散・早期収束、並びに感染者の当病平癒を祈念した。最後に井上猊下より法要に参加された全ての方々へ感謝を述べられた後【大地はささばはづるるとも 虚空をつなぐ者はありとも 潮のみちひぬ事はありとも 日は西より出づるとも 法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず】と日蓮聖人のお示しになられた祈祷抄の一節を読まれ「どうか新型コロナウイルスが一日でも早く収束し、かつての日常が取り戻せますように皆様と供に御祈念をさせて頂きたいと思います。」と一日でも早い安穏な日々を切望された。その後、山内の東京七面山堂内では修法師のみにての御祈祷があり、七面大明神例大祭・國祷会は無事円成した。
2022年2月16日号
大阪和泉 宗祖御降誕八百年慶讃大法要
【大阪和泉】令和四年二月十六日、堺市本山妙國寺(岡部日聡貫首)において、大阪府和泉管区(吉村常妙所長)教師による宗祖御降誕八百年慶讃大法要が厳修された。まん延防止等重点措置発動中であり無参拝で行われ、出仕の教師は全員マスク着用、消毒、検温の実施等感染防止を徹底し、宗祖の御降誕をお祝いした。