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2016年9月29日
北海道東 遠紋地区檀信徒研修会
【北海道東】北海道東部宗務所主催の遠紋地区檀信徒研修会が9月29日、湧別町光照寺(神田智玄住職)で開催され、僧侶6人・寺庭婦人4人・檀信徒54人が参加した。
午前中の研修で“お仏壇の基本”と題して同寺の神田智慎師は「ご家庭の仏壇前はお寺の本堂と同じ、たとえ小さい仏壇でも仏さまが祀られていますから小さなお寺と言っていいでしょう。また仏具は燭台・香炉・華瓶を置き、お水・お茶・お膳・供物などをお供えします。仏壇の大小がありますので置き方も大切ですが、まず朝と夕の2度、仏壇に座り手を合わせること。合わせることにより心も安らぎます。忙しい時は1度でも良いでしょう」と話された。
また午後からはピアノの国枝津絵先生を招き、“仏教讃歌に挑戦”と題し宗歌『立ち渡る』・四弘誓願・三帰依・朝を演奏。「難しい経典や宗祖の教えを、やさしい言葉と美しい旋律で、なじみやすく理解しやすいものにした讃歌ですよ」と言われた。参加者一同は大きな声で歌い、心も洗われ元気をもらった清々しい顔で研修会を終えた。