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2016年6月25日号

山梨3・南アルプス市法泉寺で熊本地震チャリコン

山三160706 (1)【山梨三】6月25日、26日。南アルプス市の荊沢、光乗山法泉寺(米木義晧住職)本堂に於いてお寺コンサートが行われ、50名の聴衆があつまった。
この行事は今日お寺離れが進む中、もっと気軽にお寺に参拝して戴き、さらには御堂の中にも入って戴く。お寺を活用してもらうという主旨で、平成十二年より不定期開催で行われており、今年で6回目の開催となる。今回は今年の4月に起きた熊本地震のチャリティーコンサートというサブタイトルもあり、今回集まった義援金は被災地へ送られる。
今年のコンサートの出演者は1日目が山梨第三部と第二部の教師を中心に集まり、雅楽演奏を行っている「山(さん)雅(が)の会(かい)」、2日目は県内の市川三郷町の「市川三郷吹奏楽団」で、平成26年に当管区で行われた「いのちに合掌 護法大会」にも出仕した。
1日目では山雅の会が聞きなれている「越天楽」を「平調(ひょうじょう)」「盤(ばん)渉調(しきちょう)」「八(や)多良(たら)拍子」といった調子や拍子を変えた三つの演奏や、「五常(ごしょう)楽(ら)急(く)」「皇?(おうじょう」)急(きゅう)」「陪臚(ばいろ)」などの普段聞きなれない曲目を披露し、また雅楽の歴史や楽器の紹介、現代の言葉の語源になっている用語の説明などを行った。
二日目では市川三郷吹奏楽団がポップな曲や、お年寄りの方々でも聞きや すい演歌などの演奏を行い、各々の楽器の役割と、どんな音が奏でられるのか丁寧に説明した。又、指揮者体験コーナーと称し、聴衆の中から指揮をしてみたい方を数名募り、実際に前に出て吹奏楽団の演奏を指揮した。最後には演奏に合わせて「故郷」を大衆の方々と一緒に歌い、昨年に劣らず堂内は賑わいを見せた。
米木住職は「音の記憶というのは言葉と違い、万国共通であり記憶に残りやすい。今日の記憶も必ず聞き手側だけではなく、演奏した側にも残るでしょう。またこの御堂に響く綺麗な音色を、次回開催するときに聴きに来ていただきたい」と演奏戴いた楽団、集まった聴衆に感謝の気持ちも述べ、幕を閉じた。

千葉東 匝瑳市長福寺で梵鐘・鐘楼再建竣工式

千東160706 (7) 【千葉東】本年6月25日(日)長福寺(第37世 佐藤朗進住職)に於いて、梵鐘・鐘楼再建竣工式が僧俗六十人ほどの参列で行われた。正干与人である銚子市妙福寺廣野観匡住職を大導師に、修法導師に千葉県東部修法師会長である東金市寶蔵寺井村大應住職を迎え、長福寺佐藤朗進住職と常福寺木村鳳秀住職とともに千葉県東部青年会有志で厳修された。
長福寺の鐘楼は第二十五世 日利上人の代に新設され、第二次世界大戦中に供出させられたままでいたところ、住職の願いに協賛した篤信者「上杉清高」氏よりの奉納があった。上杉氏は梵鐘と鐘楼の石造基礎を奉納するも、工事の完成を見ること無く、本年3月26日行年76歳で亡くなられた。法名 普照院釋清願 霊位
佐藤住職は近年、体力が低下し、杖をついて外出するようになっても、梵鐘・鐘楼再建に情熱を注ぎ、宗祖生誕八百年報恩事業として竣工を迎えることが出来た。皆様の協力と支援の賜物と感謝の挨拶をした。総代さんも「色々問題があり大変でしたが、住職の信念が支えとなって何とか解決し、今日の良い天気にも恵まれ、本当に有難い。皆様ありがとうございます。」と挨拶した。

2016年6月24日号

千葉東 山武市妙宣寺法燈継承式

千東160707 (5)【千葉東】日親上人ゆかりの山武市埴谷妙宣寺で6月24日、第41世馬渡辨龍師の退住報告と、馬渡竜彦師の第42世の法燈継承式が併せて営まれ、僧侶檀信徒約200人が参列した。
当日は、法燈継承式に先がけ大玄関前の客殿参道を修繕した道の渡り始めの儀が行われた。式中、馬渡辨龍師の退任報告文では45年余りに渡り住職を務めることができた事への感謝が述べられ、冨永観瑞宗務所長(多古町妙光寺住職)より退住承認の辞令伝達が労いの言葉とともに渡された。その後馬渡辨龍師より馬渡竜彦師に寺号本尊と払子が引き継がれ、冨永所長より新住職に住職承認の辞令伝達がされた。
馬渡竜彦師は入寺報告文で前住職に対するご報恩感謝と労をねぎらい、これから給仕に専念し今まで通りお檀家との和融を大切に護持丹精を誓った。
祝辞で大本山法華経寺貫首新井日湛猊下は前住職辨龍師に対し45年お寺を護持され維持してこられたことをねぎらわれ、新住職竜彦師に対する期待と励ましの辞が述べられた。
式後記念撮影と祝賀コンサートが行われ、前住職辨龍師と新住職竜彦師と本山本法寺貫首瀬川日照猊下により鏡開きが執り行われ、前住職辨龍師は謝辞で「45年妙宣寺住職として給仕ができ感謝しかありません。45年の中には楽しいことも苦しいことも色々ありました。伽藍を新築することもでき感謝するのみです。」と挨拶した。

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新年のご挨拶。

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