2015年8月30日
宮城 第29回檀信徒統一信行会
【宮城】宗務所(日野教恵所長)・檀信徒協議会(玉谷光夫会長)主催の第29回檀信徒統一信行会が8月30日女川町体育館(女川町女川浜)で開催され、僧侶檀信徒合わせて約400人余りが参加した。担当寺院は女川町妙照寺(鈴木錬昭住職)。
はじめに各寺院檀信徒の代表者がそれぞれの団旗を持ち唱題行脚で会場に作られた御宝前の前に集まった。開会宣言後、鈴木住職導師のもと法味言上が行われ、法要後には、日野所長と玉谷会長の挨拶に続き、鈴木住職からの妙照寺の縁起紹介を頂き、その後、唱題行が行われ参加者一同でお題目を唱えた。
昼食後、日蓮宗常任布教師である星光喩師(玉県川越市本応寺住職)による「人の寿命は無常なり」と題した講話がされ、日蓮聖人の御遺文『妙法尼御前御返事』の一節「まず臨終の事を習うて後に他事を習うべし」この言葉に救われた話の中で「人間は2度死ぬ。忘れられた時に死ぬのです。ですから私たちは記憶を繋げていくことが大切です」と述べられた。
この日は、女川町の商店街から店が出店され、参加者は女川の特産品の買い物を楽しんでいた。
法楽加持が行われた後、来年開催寺院である本法寺(仙台市青葉区)に団旗が引き継がれ閉会した。