全国の通信記事
2015年5月23日号
栃木 日光市最勝寺で本堂落慶法要
【栃木】5月23日、日光市最勝寺(池田行雄住職)に於いて、本堂落慶法要が営まれた。
当日は9時半より稚児行列及び行脚が行われ、その後11時より法要の運びとなった。厳かな雰囲気の下、管内の僧侶並びに檀信徒約100名が参列し、療養中の行雄住職に代わり、副住職の正樹師が大導師を務めた。奉告文には、平成33年の宗祖ご降誕800年の慶讃と同寺が来年開山100年という節目を控え、「歴代住職以下全檀信徒の、かねてよりの悲願であった、老朽化した本堂の再建」への深い積年の思いが綴られており、住職の行雄師をはじめ、寺族、檀信徒達は感極まったように、頷きながら静かに耳を傾けていた。式中、修法師による力強い入佛開眼供養や、華やかな時代装束に身を包んだ稚児により天童祭文も披露され、法要に色を添えた。祝辞に立った横山真康宗務所長や同寺正干与の斎藤邦昭師からは、異口同音に本堂建立を成し遂げた讃嘆と労い、そして同寺の益々の興隆と檀信徒各家の家門隆昌を祈念する言葉が述べられた。結びに、檀信徒を代表して謝辞に立った、上木一男建設副委員長は、「本堂の落慶によって、深い感銘と喜びを覚えると共に、心の安らぎを得た思い」と述べる共に、檀信徒が一体となって同寺を一層盛り立てていくという強い決意が語られた。
2015年5月22日号
「あなたを 拝みます」
20年前の信行道場同期の山梨県昭和町 泉応寺院首、大坪宣海上人から突然の電話を頂きました。その内容は、「境内に一晩車をとめさせていただきたい」との事。
「実は、終戦70周年を迎えるにあたり今年の5月13日、身延山のお祖師さまにお許しを請い広島平和記念公園に向って、『唱題礼拝行』を行じながら、町々を歩かせていただきたいので、車中泊場所をお借りするため」だったのです。
5月22日早朝、掛川市から当山にお越しになられ、浜松市の中心街に移動し、市役所を中心に南無妙法蓮華経とお唱えして、出会う人々の心の奥底に宿る「尊い本心・仏性」を呼び覚まして礼拝し、仏さまや神さま、すべての霊たちに、「平和の波動」を伝え、戦争や紛争が一刻も早く解決しますように・テロや犯罪が無くなりますように・世界の人々を始め、生きとし生けるものが幸せになりますようにと、2人で「唱題礼拝行・世界平和祈念行脚」行じてきました。
その時、教箋を配布したのですが、以外にも外国の人たちが、笑顔で受け取っていただいたのが今でも印象に残っています。
今後の予定は、豊橋方面から名古屋へと移動し行くそうですので、見かけましたら「合掌」をして拝み合っていただければと思います。
2015年5月19日号
尾張寺庭婦人会が総会研修会
5月19日、尾張寺庭婦人会(井村明美会長)、は東海市の妙法寺にて総会研修会を開催しました。始めに妙法寺住職井村一誠上人導師のもと、歴代寺庭婦人物故者の法要。尾張宗務所長 円行寺住職安藤晴雄上人の挨拶のあと、一偈結社 林妙和上人を講師に迎えて、「寺庭婦人として知っておきたい介護の基本」というテーマで、スライドを使っての講義と実技を行いました。参加会員からは「装具をつけての高齢者疑似体験を通して、高齢者の気持ちに少し近づけた様に思いました。お寺にお参りに来られた皆様にさりげなく介助ができるように寺庭婦人として取り組んでいきたいと思います」と感想が聞こえた。寺族の活動は、社会に役立つお寺作りに欠かすことができません。寺庭婦人会の活動が、そのまま法華経布教の力となっていく。そんな活気に満ちた総会研修会でした。