全国の通信記事
2021年2月24日号
神奈川2 先師報恩法要
【神奈川2】先師報恩法要並びにお焚きあげ法要神奈川県第2部修法師会(村山智洋会長)は2月24日、三浦市・円徳寺にて先師報恩法要並びにお焚きあげ法要を行った。管内の寺院より檀信徒から預かった本尊や日蓮像などを御宝前に安置して18名の修法師により閉眼の読経と祈祷を行った。塚本副会長は「各会において活動が出来ない中、毎年行っている修法師先師報恩法要を開催できたことを有難く思います。また、檀信徒の祈願や想いのこもっている仏具や木札を読経により閉眼・お焼きあげ供養することは有意義な法要であります。今後もお焚きあげ法要を修法研鑽の機会としても継続していきたい」と話した。
2021年2月19日号
東京北 七面大明神例大祭・コロナ退散祈願、國祷会
【東京北】台東区谷中 本山瑞輪寺(井上日修猊下)に於いて2月19日に七面大明神例大祭・新型コロナウイルス退散祈願とした國祷会が厳修された。例年であれば中山荒行堂を成満した行僧を式衆に執り行われるが本年は荒行堂が中止されたことにより瑞輪寺有縁の修法師20名が出仕し、檀信徒は距離を保ちつつ多数の方が参列した。
法要では稲荷泰雅上人(瑞輪寺執事長)が副導師をお勤めになり、渡邉宝道上人(宝晃寺住職)が修法導師を勤められ法楽加持が執り行われた。修法師の読経と御祈祷、大衆法楽では参加された檀信徒を囲み、その力強い声に皆が合掌し、撰経をあてられている姿が印象的であった。また、井上日修猊下を法要導師にて、国家の安泰、殊に国内で猛威を振るっている新型コロナウイルスの病魔退散・早期収束、更には感染者の当病平癒を御祈念された。
最後に井上猊下より「例年であれば荒行堂を成満した行僧の方々をお呼びして國祷会を厳修しておりましたが本年はコロナによって荒行堂が中止となりましたので東京在住の潮師法縁の修法師の方々の御出仕を賜り勤めさせて頂きました。檀信徒の皆様はありがたい御加持を受けたわけですが、それに満足することなく更なる精進をして頂き、幸せを掴んで頂きたいと心から念じております」と御挨拶を述べられ、その後、山内の東京七面山堂内では檀信徒は世情を鑑み参列はなく修法師のみにての御祈祷があり、七面大明神例大祭・國祷会は無事円成した。
2021年2月15日号
神奈川1 横浜市仏教会 一食支援活動
【神奈川1】横浜市仏教会はコロナ禍による自粛生活が原因で困窮する人や飲食店を支援する「一食支援活動」を2月15日から3月19日まで、5ヵ寺で行った。営業時間短縮で困難に直面している地元の飲食店から弁当を購入し、支援先は1人暮らしの高齢者や子ども食堂に通う子どもなど生活弱者に無料提供をする活動。日蓮宗寺院では南区常照寺が会場となり2月15、17、19日に行われ、15日に120食、17、19日は各250食の弁当が配られた。
参加者や飲食店からのさまざまな声を聞いた伊藤政浩師は「以前から常照寺は子ども食堂を実施していたが、コロナ禍で中断していた。弁当配布が好評だったことをヒントに、次回は仏教会としてだけでなく常照寺独自の支援を考えて、実行していきたい」と話している。