全国の通信記事
2024年3月15日号
大阪豊能 第90回1日研修道場
【大阪豊能】主務所主催・檀信徒協議会後援の第90回1日研修道場が3月15日、豊能町法性寺で開催され、檀信徒35人が参加した。参加者は開式の法味言上と書写行に続き、池田市本養寺住職の難波見真師の講義「法華七喩。法華経に説かれる七つの喩え」を聴聞した。午後からは兵庫県たつの市常照寺副住職、谷口慈晃師による2部構成の法話を聞いた。谷口師は、第1部「笑顔で開運」で、笑顔をもって周囲の心を明るくすることが開運であり菩薩行の一環であると説き、第2部「お釈迦さまの遺言〜自灯明・法灯明〜」では、お釈迦様の教えを守りながら生きることが重要であり、それを後世や周囲に伝えることが善行であると説いた。最後に唱題行を行い、研修は締めくくられた。
2024年3月10日号
大阪市 大阪市妙見閣寺で法灯継承式
【大阪市】3月10日(日)、旭区・妙法華山妙見閣寺に於いて晴天の下、午後1時より法灯継承式に先立ち、第4世・小土井祥博新住職の宣誓式、午後2時より第3世・代務住職松井英光師より新住職への法灯継承式が営まれ、僧侶や同寺役員・檀信徒ら約80人が参列した。
妙見閣寺は昭和30年、城東区に竹内祥恵法尼により開創され、その後第2世・竹内祥起師により現地に移転された。竹内祥起師は経営人間学講座を開催され、多くの信奉者を育成された。さらには毎年、国際永久平和祈念祭典を開催し、平成12年には、ドイツに大聖恩寺を開堂、理事長に就任された。また、大本山本國寺の歴世にもなられ、祖山・身延山常置会常任議員としても活躍。しかし近年、四大不調により全ての職を辞される。そしてこの度、竹内祥起師の直弟子である小土井祥博師が第4世として法灯を継承するに至った。新住職は謝辞で「師僧のご恩に報いるためにも妙見閣寺をしっかりと護持し、統合学術国際研究所を存続させていきたい」と力強く決意を述べられた。
京都1 本山 本満寺伊丹瑞栄師晋山式
【京都1】令和六年三月十日(日)、京都市上京区の本山 本満寺(廣宣流布山 本願満足寺)に於いて、第六十四世 瑞相院日顕(伊丹瑞栄)上人の法灯継承式が、身延山久遠寺持田日勇法主猊下、田中恵紳宗務総長などの来賓各聖、また僧俗約二百名が参列する中、厳かに営まれた。
晋山にあたり、伊丹日顕貫首は奉告文の中で身延山中興のの重乾遠の三師や、師範である本満寺第六十二世伊丹日章上人の功績に触れ、「恩山の一塵徳海の一滴に粉骨を以て謝するがごとき思いであり、後席を拝するにその責任の大いなるを感ずるも、其の身文字通り浅学菲才にして得る処無く、其の任に有らざれども、本日御来駕の各御尊聖の御指導御鞭撻と、有縁の檀信徒各位の御協力を請い願いて、微力乍ら報恩の誠を盡す覚悟なり」と御宝前に申し上げられた。