全国の通信記事
2022年4月12日号
京都2 横川定光院護持顕彰会春季法要
【京都2部】4月12日、日蓮聖人ご遊学の地である横川定光院(滋賀県大津市)で令和4年度横川定光院護持顕彰会春季法要が行われた。春季法要は、近畿教区各管区が輪番制で務めており、宗務総長の委嘱を受け今回は京都府第二部宗務所(髙野寛義所長)が主催のもと法要が執り行われ、縮小し人数を制限してではあるが3年ぶりに檀信徒と共に開催され約70名が参列した。京都各本山の貫首猊下、宗門より川久保光隆教務部長、更には比叡山延暦寺副執行中山玄童先生、元三大師堂當執事森定慈仁先生、近畿教区内宗務所長が臨席され、髙野寛義宗務所長導師のもと檀信徒と共に法味を言上し、お題目が響き渡る荘厳な法要となった。
久しぶりの檀信徒との法要で日蓮聖人の遺徳を偲ぶとともに世界平和、新型コロナウイルスの収束祈願と亡くなられた方への供養を捧げた。
2019年11月10日号
京都2 宮津市経王寺で入寺式
【京都2】令和元年11月10日京都府宮津市経王寺において、三十五世、故藤原良雄(廣唱院日界)上人から三十六世若園純永師への法灯継承入寺式が営まれた。法要には僧侶檀信徒約100人が参列した。式では髙野寛義宗務所長から辞令伝達、御宝前より沸子を手に取り法灯を継承された。若園師は岐阜県大垣市実相寺の住職をしていたため先代の藤原上人が遷化されてより26年間、経王寺代務をされ寺院を護持してきた。若園師は「これまで長年代務住職として護持してきたが、経王寺檀徒からの推挙を受け住職になりました。これからも檀信徒と共にお寺を盛り上げていきたい。」と抱負を述べた。檀信徒代表からは「長い代務住職の期間があったが、三十六世として入寺されとても喜ばしい。本当にありがとうございます。よろしくお願いします。」と大変喜んだ様子であった。
2019年9月29日号
京都2 立正安国・お題目結縁運動宗徒一日研修会
【京都2】宗務所(髙野寛義所長)・檀信徒協議会(向井義昶会長)主催の第67回立正安国・お題目結縁運動宗徒一日研修会が、9月29日、京丹後市峰山町、妙経寺(髙野寛義住職)で開催され、管内僧侶檀信徒合わせて約280人が参加した。
午前9時半に髙野寛義所長を導師に管内修法師出仕のもと国祷法要が営まれた。続いて本年は新間智孝師(神戸市妙法華院住職)を招き、講演が行われた。午前の部では「法が先か?仏が先か?」と題して僧侶2人の問答形式の講演で檀信徒が気になる質問を交えて行われた。午後の部では「お題目は酸っぱいのです」と題して法華題目鈔を用いてお題目を信仰するすばらしさの講義が行われた。「梅干を想像しただけで唾液がでるようにお題目も受持することでその功徳が得られる」とわかりやすく印象に残る話で、冗談も交えて終始和やかな雰囲気での講義であった。檀信徒からも「難しい話をわかりやすく聞けて勉強になった。来てよかった。」初めての檀信徒も「笑いもあり、楽しく講義を聞けた。また家族や友人を誘って来たい。」など嬉しい声もあった。続いて和三弦による津軽三味線と日本舞踊の清興が行われた。檀信徒は綺麗な舞と音色に体を揺らし、手拍子をして聞き入り清興を楽しんだ。最後に、髙野所長と向井檀協会長から管内事業の報告、会場の総代から謝辞が述べられ幕を閉じた。
研修会は有意義で檀信徒のより一層信仰を深める場であり、これからも1人でも多くの檀信徒の方に来て学び、喜んでもらえるよう続けていきたい。