全国の通信記事
2024年2月27日号
山梨3 令和5年度・女性信徒研修
【山梨3】2月27日、南アルプス飯野、桃源文化会館を会場に第三部檀信徒協議会(金丸忠仁会長)主催、山梨県第三部宗務所後援(岡本正富所長)『令和5年度・女性信徒研修』が開催された。
管内の女性信徒を対象に行われるこの行事は、コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となり約六〇名の参加者が集まった。
研修では、山梨県身延町の妙石坊住職・日蓮宗常任布教師・身延山布教師を勤めている奥野本洋師より『何をおいても今すぐ仏となるすべてはそれから』と題した講話が行われた。
講話が始まると奥野師は、自身の発心の話や身延山学園での教員時代の経験などユーモアを交えながら参加者たちに語り掛けた。会場からは終始笑い声が絶えず、参加した檀信徒らは熱心に聞き入っていた。
何に於いてもありがたいという心を持ち御題目を唱えて心を磨くことが大切である。家庭に於いては夫婦が互いにありがとうという気持ちで過ごすことがなにより尊いことだと述べられ約1時30間の講演を締めた。
参加者の中には「来てよかった。楽しかった。来年も是非参加したい」という方々も多く、今回の女性信徒研修も大盛況のうちに幕を閉じた。
2024年2月20日号
山梨2 山静教区教化研究会議
【山梨2】2月20日、山梨県第2部教化センターの担当で山静教区教化研究会議が開催され、教区内教師64名が会場の身延山大学に集まった。
議題は「今、教師に求められているもの」とし、各10名程度に分かれそれぞれの意見を2時間弱に亘り出し合った。それらの意見を山梨県第2部教化センターがまとめ、後日教区及び日蓮宗現代宗教研究所に届ける予定としている。
会の終わりに日蓮宗現代宗教研究所主任菅野龍清上人から「今日の各分散会の意見集を是非日蓮宗現代宗教研究所に報告していただきたい」と講評し、次期担当菅区、静岡中部宗務所所長、塚本智秀上人は、「それぞれ今日の意見を持ち帰り、より闊達な議論をしてほしい」とまとめた。
2024年2月13日号
静岡東 田中龍海師帰山式
【静岡東】伊東市蓮慶寺で2月13日、日蓮宗大荒行堂帰山式が営まれ、僧侶檀信徒約120名が参列した。
副住職田中龍海上人は、昨年11月1日、日蓮宗大荒行堂に入行し本年2月10日、再行( 通算200日)を成満した。この日は伊豆法難に遭われた日蓮聖人をお救いし、御岩屋にて御給仕した舟守弥三郎氏の御命日にあたる。檀信徒と御岩屋より行僧7人と共に蓮慶寺に戻った。午前10時30分から水行し11時帰山式が、田中龍海上人導師のもと営まれ、始めに副伝師阿部龍翔上人から許書が手渡された。御宝前での報告文で、無事行を終えた事に報恩感謝の意を述べた。参列した檀信徒の中に、感激で涙を潤ませた人もいた。式の終わりに師匠田中智海上人・龍海上人から関係上人また檀信徒に対し「これからはこの行を糧として頂いた恩に報いる為、修法道に邁進していく」と謝辞を述べ式は終了した後、檀信徒に法楽加持を行った。