全国の通信記事
2023年10月7日号
富山 定例唱題行脚
【富山】10月7日、富山県日青会(櫻栄優一会長)は定例唱題行脚を行った。
青年僧6名がお題目と太鼓の音を響かせながら富山市婦中町の住宅街を1時間かけて行脚した。また、途中に点在する宝塔、地蔵尊へ読経と唱題を行った。
道中、唱題と太鼓の音が響くと合掌をして出迎えてくださる檀信徒の姿も見受けられた。
2023年9月28日号
福井中 青年会が宗政を学ぶ
【福井中】9月28日 福井中部青年会(歓喜寺住職 青木康純会長)は講師に宗会議員(第24区選出)経王寺住職 綿谷即俊上人をおよびして【宗会・宗政について】の講演があった
昨年からの始まった青年会の取り組みの一つとしてこのような講演研修会が行われた。
綿谷上人からはまず宗会議員というもの、そして宗政の基本の細かなところまで熱意をもって会員へ説明をしていただいた。
質疑応答の場面ではわかりやすい例えなどいれて、よりわかりやすく答えていただき、宗政というものが身近に感じとれた。
参加した会員からは 日蓮宗僧侶になって10年ほどが経ったが、初めて宗政について学びました。自国においても政治離れ、選挙離れが叫ばれていますが、日蓮宗においても同様な状態ではないのかと思います。青年会にてこの研修が行われた意味を理解しながら、自宗の制度について今後も学べたらとの声がきけた。
2023年9月14日号
福井中・池上会長が「お寺にお願いしたいこと」を講演
【福井中】令和5年9月14日福井県鯖江市妙法寺(廣橋是晃住職)にて福井県中部宗務所(花島常善所長)主催、教師研修会が行わられた。講師に全国檀信徒協議会会長池上幸保様を招き、信仰の継承〜お寺にお願いしたいこと〜を演題に教師、寺庭婦人約40名が参加した。
管内においても、人口減少に伴う過疎化、宗教離れ、コロナ禍による環境の変化等、危機感を感じることが多い。そこで今期宗務所では、寺檀ともに輝く管内へ、というテーマを掲げスタートした。何をすればいいという明確な答えがない中で、それでも何かしなければならないという考えの中、管内活性化委員会を立ち上げ、その一環として教師研修会を開いた。
講義では家という概念が大きく変わってきており、従来の檀家制度として捉えていくと難しい。全国各地で講義をされる中で、檀信徒と菩提寺以外の教師との距離感が非常に近いと感じる管区があった。
檀信徒協議会は宗門の、寺院の応援団であるので菩提寺に限るのではなく、関係を広げていくのが大切ではないか、と話された。
参加者からは「とても貴重な講義であった。これからは檀信徒も含めての研修会をして頂きたい。」と次へ繋がる意見が聞こえた。