2023年9月14日
福井中・池上会長が「お寺にお願いしたいこと」を講演
【福井中】令和5年9月14日福井県鯖江市妙法寺(廣橋是晃住職)にて福井県中部宗務所(花島常善所長)主催、教師研修会が行わられた。講師に全国檀信徒協議会会長池上幸保様を招き、信仰の継承〜お寺にお願いしたいこと〜を演題に教師、寺庭婦人約40名が参加した。
管内においても、人口減少に伴う過疎化、宗教離れ、コロナ禍による環境の変化等、危機感を感じることが多い。そこで今期宗務所では、寺檀ともに輝く管内へ、というテーマを掲げスタートした。何をすればいいという明確な答えがない中で、それでも何かしなければならないという考えの中、管内活性化委員会を立ち上げ、その一環として教師研修会を開いた。
講義では家という概念が大きく変わってきており、従来の檀家制度として捉えていくと難しい。全国各地で講義をされる中で、檀信徒と菩提寺以外の教師との距離感が非常に近いと感じる管区があった。
檀信徒協議会は宗門の、寺院の応援団であるので菩提寺に限るのではなく、関係を広げていくのが大切ではないか、と話された。
参加者からは「とても貴重な講義であった。これからは檀信徒も含めての研修会をして頂きたい。」と次へ繋がる意見が聞こえた。