全国の通信記事
2023年11月7日号
福岡 筑後地区「お題目の集い」
【福岡】筑後組は11月7日、うきは市本佛寺(佐野前延住職)にて、令和五年度筑後地区「お題目の集い」を村越智研副長(みやま市本長寺住職)を導師に、僧侶檀信徒約200名と共に執り行った。
法要後、来賓の刀禰義弘宗務所所長(門司大雄寺住職)は「コロナ禍で思うように活動が出来ませんでしたが、今回のお題目の集いは、本堂いっぱいに檀信徒の皆様がお集りいただいて本当に嬉しく思います。」と挨拶した。
続いて佐野前延宗会議長(うきは市本佛寺住職)は「ご回向の中に道念堅固にしてとありました。お題目を唱える私たち檀信徒の皆様には、心清らかに揺れることなくこれからも信心をお願いします。」と挨拶した。
その後、福井清周師(石川県立像寺住職)の講話が行われた。
福井師は、「鈍刀をいくら磨いても名刀にはならない。しかし磨く本人は変わっていく。皆様もお題目修行で心の鏡を磨く。私の信心はこれでよろしいですか、私のお題目はこれでよろしいですか。と常に仏さまに問いかけて下さい。そういうお心づもりでお題目修行にご精進をお願い申し上げます。」と話された。
その後閉式となった。
2023年11月5日号
福岡 西筑組・海上施餓鬼五十周年記念法要
【福岡】西筑組では、11月5日、日蓮聖人銅像護持教会で、『海上施餓鬼五十周年記念法要』を執り行った。
法要に先立ち、古川龍宏師(糟屋郡法華寺住職)を修法導師に日蓮聖人銅像前で修法が行われ、その後大導師に竹内曜良副長(糟屋郡蓮照寺住職)を迎え、元寇殉難・受難の精霊並びに、各戦役、また海難事故等で犠牲になられたすべての精霊に供養の誠を捧げた。
法要後、休憩を挟み本堂にて、佐賀県多久市を拠点に活動する多久ミュージカルカンパニーによる西ノ原大明神(多久町)にまつわる伝説をミュージカルにした「林姫哀話」が上演された。会場は感動とたくさんの拍手につつまれた。
その後閉式となり、竹内副長は「西筑組海上施餓鬼法要の正確な五十周年は令和3年ですが、コロナ禍で、無参拝法要で執り行わざるをえませんでした。令和5年になり、感染拡大が落ち着きを取り戻しつつあることで本年に記念法要を執り行う運びとなりました。ここに五十周年を迎える事ができましたのは、西筑組門中会寺院歴代各聖・各上人、檀信徒の皆様のご助力によるものと心より感謝申し上げます。」と挨拶をされた。
参加した檀信徒からは、「今回の記念法要は、大変良かった。これからもお上人方と共に供養していきたい。」との声が聞かれた。
2023年10月29日号
大分 杵築市延隆寺で落慶法要
【大分】杵築市延隆寺で庫裡の新築、駐車場整備、本堂壁修復の落慶法要が10月29日に営まれた。県内外の僧侶と檀信徒約100名が参列し事業の完遂を祝った。稚児行列には約15名が参加し法要を華やかに盛り上げた。首藤泰隆住職は「強制的な寄付を募ることなく、皆様の心からの寄付だけで完成することができ感謝の気持ちでいっぱいです。これからも檀信徒のため、地域のために信仰を守り続けていきたい」と述べた。当寺総代からも「住職から寄付についてのお話を聞いた時は正直不安だった。しかし住職の頑張る姿を見て檀家や地域の方々、さらには住職を慕う全国の方々から沢山の寄付が集まり、無事にこの日を迎えることができた」と感謝を述べた。新しい庫裡の玄関には首藤住職の描く可愛らしい御朱印などが飾られ、参拝に来た方々を温かく出迎えている。