全国の通信記事
2019年9月12日号
福岡 龍口法難会
【福岡】9月12日、日蓮聖人龍口法難の聖日、福岡県修法師会(佐野前明会長)は日蓮聖人銅像護持教会(渡邉正順主管)において、第749回龍口法難・読誦祈祷会を行い僧侶、檀信徒約100名が参加した。
午後1時より湯川教修上人(朝倉市妙照寺)による高座説教が執り行われ、続いて佐野会長を導師に読誦祈祷会が始まり荒行僧による力強い読経の声が堂内に響き渡った。
唱題では、お焼香された檀信徒の方にぼたもちが供養された。
法要後、渡邉主管が挨拶し龍口法難について日蓮聖人への報恩感謝をまじえてお話しされた。続いて刀禰義弘宗務所長が「宗教は危機的状況にあります。信仰の継承が出来ていないからです。今後も銅像護持教会にて沢山の行事がございます。日蓮聖人降誕800年にむけて信仰の継承をしていきましょう。」と挨拶された。
次に佐野会長が信仰の相続についてお話しされた。「今日皆様にお配りいたしましたぼたもちですが、福岡市の妙龍教会様からのご供養です。このぼたもち供養は40年以上続いています。ぜひお題目と共にぼたもちをいただいて、日蓮聖人が一命をとりとめた奇跡の力であるお題目を胸に秘めていただいき信仰に励んでいきましょう。」と謝辞を述べた。
その後、西島良祐上人(嘉麻市善應寺)の記念講話が行われた。「みなさま自分なりのお題目信仰を持っていただいて、今後も信仰に励んでくださいとお話しされた。」
その後、特別祈祷が行われ終了となった。
2019年9月11日号
大分・青年会主催の「大人の寺子屋」が大盛況
【大分】日蓮宗大分県青年会(首藤泰隆会長)は9月11日、首藤師が住職を務める杵築市延隆寺で第6回目となる「大人の寺子屋」を開催し、70名ほどの参加者が共に仏道修行に励んだ。今回は「からだと心が歓ぶ」をテーマに、外部講師として以前より首藤師と親交がある小田茂美氏を招いた。小田氏は「からだ・こころ健幸協会」の会長として各地に出向き、多くの人の健康維持のサポートをしている。今回の講演も全員で体を動かし、参加者も笑顔を見せ真剣に学んでいた。また講演後は小田氏と、日青会員によるディスカッションを行い、荒行やお題目についてなどの質問をされ、檀信徒の方々は勿論のこと一般参加者にも日蓮宗とはどういった宗教か知る良い機会となった。その後は日蓮聖人の龍口法難を演目とした劇や、日青会僧侶による法話、静かな環境での写経等を行ない、一日通して大いに盛り上がった研修となった。
2019年8月27日号
熊本・社教会が益城町で交流会
【熊本】社会教化事業協会は8月27日、平成28年4月の熊本地震で大きな被害を受けた上益城郡益城町の住民らと交流会を実施した。
益城町の惣領4町内の住民が中心となり毎月1回開いている茶話会の一環として昨年から開いているもので住民など約50人が参加した。
参加者からは先祖供養の在り方などの質問が寄せられ、参加住民の一人は「ご先祖様のありがたさをあらためて感じた。ぜひ、来年もこのような交流会を開いてほしい」と話していた。