全国の通信記事
2019年8月27日号
熊本・社教会が益城町で交流会
【熊本】社会教化事業協会は8月27日、平成28年4月の熊本地震で大きな被害を受けた上益城郡益城町の住民らと交流会を実施した。
益城町の惣領4町内の住民が中心となり毎月1回開いている茶話会の一環として昨年から開いているもので住民など約50人が参加した。
参加者からは先祖供養の在り方などの質問が寄せられ、参加住民の一人は「ご先祖様のありがたさをあらためて感じた。ぜひ、来年もこのような交流会を開いてほしい」と話していた。
2019年8月17日号
熊本 お泊まり寺子屋
【熊本】荒尾市妙功寺(高田賢聖住職)でお泊まり寺子屋が8月17~18日に開かれた。
今年は隣りの長洲町や大牟田、遠くは益城町からの子供たちも参加があり、みんなで一泊二日を過ごした。
数珠作りでは、思い思いの色で一つだけのオリジナル数珠を作り、暑い中うちわ太鼓の練習も頑張った。
夕飯のカレーライスを作り、暗くなってからは肝試しをして本堂で就寝。なかなか寝つけず女の子は恋ばなに、男の子はドラゴンボールの話しに花がさいた。
翌日は近くの神社にお参り、写仏、そしていつも支えて下さる親御さんへのプレゼントに想いを込めてお守りを作った。
初日は3分の正座で顔をしかめていた子供達だったが、最後のお参りでは10分以上、姿勢を崩さず、一生懸命、真摯にお経を唱えていた。
「一泊二日の短い時間でも、感謝して食事を頂くということ、命を大切にするということ、仲間と様々な想いを分かち合うということ何かしらの想いが心にひとかけら、経験として残ってくれたらいいな」と高田住職はじめ寺族の方は語る。
大切な子供さんを預けて下さった親御さん、「寺子屋に行きたい」と参加してくれた子供達、サポートして下さった方々、沢山の支えのおかげで成り立つ感謝の寺子屋活動である。
2019年7月29日号
熊本 青年会が林間学校
【熊本】 熊本県青年会は7月29日から31日までの2泊3日で林間学校を開催した。
今年は小学1年生から中学1年生までの子供たち47名が参加し、会場には廃校になった小学校が宿泊施設となっている美里町やすらぎ交流体験施設「元気の森かじか」を使用した。
緑に囲まれた場所で街中より涼しく、林間学校には最適な場所である。校庭、体育館、プール、食堂、充実した設備と環境の中での林間学校であった。
校庭では花火、そうめん流し、スイカ割り。体育館では熊本のプロバスケットボールチームヴォルターズのスタッフを招き、楽しく遊べるプログラムや試合をしたりとバスケットを通じてチームワークを学んでいた。青年会員が考えたゲームハイク。会員手作りのゲームを使って遊び、体育館中に大きな声が響いていた。期間中は大変暑い日だったこともあり、プールでは大人も子供も一緒になって遊び、冷たいかき氷をお替りする子が後を絶たなかった。
そして朝・夕のお勤め。今年はお勤めの際に青年会員が導師をするのではなく、子供たちにやってもらう形をとった。導師、木鉦、金座三人を、一度のお勤めごとに交代し、毎回子供たち中心でお勤めをした。全員が体育館の板張りのところを足が痛いながらも正座をし、みんな汗をかきながらお題目を唱えているところが印象的であった。
青年会員もみな汗だくになりながら動き回り、子供たちもやることたくさんのあっという間の3日間となったことだろう。
3日間を通して、子供たち、そして大人も体調を崩すこともなく、子供たちからは「楽しかった」と感想が聞けたことが何よりだったと青年会全員が安堵していた。