全国の通信記事
2023年10月9日号
愛知名古屋 名古屋市長傳寺法燈継承式
【愛知名古屋】残暑も和らいだ10月9日、名古屋市中川区法華にある長傳寺では、教師・檀信徒約200人が見守る厳粛な雰囲気の中、第25世市川潮浄上人より、第26世市川潮恭上人へと法燈が継承された。
潮浄上人は、昭和38年より60年の長きに渡り長傳寺の住職を務められ、また平成3年より名古屋市宗務所長を二期、平成4年より祖山常置会の委員、常任委員を務められ、平成30年2月より常置会議長に就任。祖山、宗門全体の発展に尽力された。謝辞では「長年のご協力に謝し、向後は法嗣に変わらぬ御指導、御鞭撻を宜しくお願い致します」と述べ、檀信徒は労いの拍手を送った。
新住職の潮恭上人は仏祖三宝への奉告と共に、佛祖への給仕、行学二道の精進、寺門興隆の誓いを述べ、18時より祝宴が開かれ盛大裡に終わった。
2023年9月12日号
愛知名古屋 半日プチ修行「開門」
【愛知名古屋】9月12日、名古屋檀信徒協議会は昭和区法音寺(鈴木正修住職)を会場に半日プチ修行「開門」檀信徒研修会を開催し、檀信徒と教師合わせて約150人が参加した。講師には求道同願会会長である、東京都本納寺御院首桐谷日應師を迎え、「お題目ってなんだろう?―唱題行の説明と体験―」の題で研修が行われた。前半は、前半は唱題行とは何かの説明や、お唱えする作法の講義があった。また、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の最後に記されている文字マンダラについての解説も行われた。後半はカーテンを閉めて落ち着いた雰囲気の中、木柾と太鼓の音に合わせて実際に唱題行を体験した。参加者の一人は「唱題行をすることで忙しい日常を忘れて、少しの間リラックスすることができた。これからは自宅でもやってみたい」と笑顔をみせていた。
2023年8月22日号
愛知名古屋 青少年と青年僧の集い
【愛知名古屋】日蓮宗名古屋青年会(鈴木海頌会長)は8月22日から24日の3日間、岐阜県関市の法音寺泰山苑で「青少年と青年僧の集い」を実施した。
コロナ禍の影響で、宿泊を伴う形での開催は4年ぶりであった。小学2年生から6年生までの13人が参加し、テーマである「みんなのために、できること」を意識して3日間を過ごした。
数珠作り、カレー作り、ウォークラリーや様々なレクリエーション、テーマに関連したお話やグループワークを通して、協力し助け合うことの大切さを学んだ。
また、子どもたち一人ひとりが「振り返りシート」に3日間の目標を設定し、就寝前に自分自身の行動を振り返ることで、それぞれの目標に向かって3日間過ごすことができた。
参加した子どもたちは「疲れたけど、楽しかったからまた来年も来たい」と笑顔を見せていた。