全国の通信記事
2023年5月24日号
三重 訃報・中村公一師
【三重】令和5年5月24日、三重県津市 圓立寺住職 中村公一(吏観院日公)上人が四大不調のため遷化した。世寿77歳。
葬儀は同年6月2日、同県亀山市 照光寺住職 服田英一僧正導師のもと、とりおこなわれた。中村上人は昭和22年9月9日、松阪市において中村慈淳上人の長男として生を受ける。昭和45年、23歳で出家得度昭和47年、身延山にて信行道場を成満昭和54年、甲種普通試験に合格し僧階を取得平成11年、父日淳上人の遷化により圓立寺第37世の住職に就任
昭和41年より平成16年まで国家公務員として国立三重大学に奉職平成16年には生物資源学部事務長に昇進
公務員としての傍ら宗門内においては青年会会員時には会計などの中心メンバーとして活躍
三重県宗務所内において、経理に精通していた中村上人は平成15年より12年間会計監査の勤役を歴任する
日蓮宗九識霊断師として三重県霊断師会支部長に就任
平成7年には48歳で全国霊断師会の理事に就任
圓立寺の墓地の拡張整備、平成27年には本堂屋根の全面張替等、檀信徒等の教化と共に圓立寺の護持、寺観の整美に尽力された
2023年3月27日号
福岡 栗原正震上人の本葬儀式
【福岡】令和五年三月二十七日福岡県直方市長遠寺(栗原正典住職)本堂にて第十八世、栗原正震上人の本葬儀式が営まれた。
栗原上人は、一月二十日遷化。世寿八十八歳。法号は稱明院日隆上人。刀禰義弘宗務所長を導師に迎え、多くの僧侶、ご縁を結ばれた方々が参列した。
栗原上人は、昭和六十年宗会議員初当選から平成十七年までの二十年間、五期に渡り宗会議員を務め、任期中には、正全会幹事長、無所属議員クラブ会長、内局にて護法伝道部長、庶務部長、総務局長、伝道局長を歴任し宗門発展に尽くされた。
式の半ばに、宗門代表として田中恵紳宗務総長、友人代表として渡邉一之師(神奈川県本長寺院首)、上田尚正師(京都府立本寺貫首)より弔辞が読み上げられた。
謝辞で栗原正典住職より「皆様方には父が大変お世話になりました。これからも長遠寺のために一生懸命努めて参りますので宜しくお願い致します。」と挨拶された。
その後、栗原正震上人の生涯をまとめた映像が放映され、正典住職より、「我が人生に悔いはなし、栗原正震。ありがとうございました。」と挨拶され参列者からたくさんの拍手が起こり閉式となった。
その後会場を移し、栗原正震権大僧正を偲ぶ会を開き、参加者による献花が行われた。
その後栗原上人とのエピソードを語り合い、思い出を共有する時間となった。
最後に副干与人である中村公彦師(小倉眞浄寺住職)より「皆様も色々な場で正震上人の事を語り思い出していただきたいと思います。思い出をずっと語り続ければ、ずっと一緒に生きていけると思っています。」と挨拶され閉会となった。
2023年2月26日号
奈良 訃報・池田正史師
【奈良】宇陀市の妙福寺第40世池田正史(龍祥院日晃)上人の葬儀式が3月1日に自坊で営まれた。
池田上人は管内の協議員会や修法師会、法縁講などで要職を歴任した。
2月26日遷化、世寿73歳。