2024年5月17日
宮鹿沖 鹿児島市教王寺法燈継承式
【宮鹿沖】5月17日 鹿児島市教王寺で第4世冨田義浩師の本葬儀並びに冨田晃義師の法燈継承式が行われた。九州を中心に約120人以上の僧侶檀信徒が参列した。
午前11時に第4世冨田義浩師の本葬儀、午後12時半に新住職第5世冨田晃義師の法燈継承式が行われた。
総代謝辞に筆頭総代の中村誠さんは「檀信徒一同は亡くなられた先代住職義浩師に願いを継ぎ、第五世晃義師と教王寺を支え煌々と教王寺が再燃していきますよう力合わせたい」と述べた。
新住職第5世冨田晃義師の謝辞では、「先代義浩住職の病状が悪く教王寺住職になる覚悟を三回した。その時どのようにお寺を盛り立てていこうか考えたときに、僧侶の役目は布教であると思った。日蓮宗の僧侶として大切なことは、妙法蓮華経の教え、お題目を布教することだが、徐々に世代が変わるごとに信仰の継承がされていないことに気づいた。本日法灯継承したが、師父の想いを引き継ぎ、少しでも参拝者檀信徒の皆様が、安心して合掌してお題目を唱えられる環境そのようなお寺づくりを目指したい」と熱く語った。