全国の通信記事
2022年5月18日号
山形 小野寺光洋上人本葬儀
【山形】令和4年5月18日、庄内町 余目 慈廣山大経寺において第2世小野寺光洋上人(一乗院日修上人)の本葬儀が執り行われた。大導師に正干与人である鶴岡市 本住寺住職佐藤義彰上人、副導師に副干与人である温海 本隆寺小田正宏上人と東根市 壽遠寺住職兵賀栄真上人を迎え、式衆に有縁寺院が出仕して厳かに本葬儀が営まれた。コロナ禍にも関わらず、上人を慕っていた檀信徒や知人が多く参列し焼香する姿が印象的であった。
式の最後には遺弟の小野寺光良上人が挨拶に立ち、「父であり、師父である光洋上人はとても明るくユーモアがあり、周りの人を笑顔にする人であった。大経寺という寺の名前にかけて『ウチの寺は小経寺だ。』といってよく人を笑わせていた。」というエピソードを披露し、その場が和やかな雰囲気に包まれた。そして「師父亡き後も御題目の信仰を絶やすことなく、当山を守っていくためにますます精進していきたい。」と意気込みを語った。
光洋上人は令和4年5月12日に遷化され、世壽82歳であった。
2022年5月17日号
京都1 大本山妙顯寺開創七百年慶讃大法要
【京都1】5月17日(火)京都市上京区大本山妙顯寺(及川日周猊下)において、宗祖日蓮大聖人御降誕八百年・龍華大本山妙顕寺開創七百年慶讃大法要が、京都ハ本山の貫首猊下、日蓮宗宗務総長田中恵紳師はじめ各本山有縁の各聖、檀信徒が参加し行われた。法要では表千家 千宗左宗匠による献茶も行われ、慶讃文では導師の及川日周貫首が大本山妙顯寺の今日までの長い歴史を力強く奉読された。最後に祝辞として田中恵紳宗務総長が「私達には、宗祖先師先哲の姿に習い未来に向けてその歴史を繋げていく責務があります。この法要はその決意と覚悟を次世代へと向けて伝う砌となります。教主釈尊が授けて下さった妙法蓮華経による立正安国の実現に向け精進してまいりたい」と述べられた。
千葉南 旭が森銅像建立100年管区記念大会
【千葉南】5月17日、千葉県南部宗務所(荻野泰継所長)は大本山清澄寺を会場に「宗祖降誕800年・旭が森銅像建立100年千葉県南部宗務所管区記念大会」を行ない、教師・檀信徒合わせ約150名が参加した。
祖師堂で行われた慶讃法要ではコーラス・コスモスや和讃会の有志による宗歌・和讃が奉納され、導師を務めた荻野泰継所長からは御宝前の日蓮聖人御尊像へ慶讃文が奉読された。
法要後、研修会館信育道場へ場所を移し、立正大学学長・寺尾英智師により「小湊から清澄へ 若き日の日蓮聖人」の講義が行われた。
悪天候により旭が森銅像への参拝が中止となってしまったが、参加者の中には「開通したスロープも渡りたいし、新しく塗り替えられた日蓮聖人も拝みたい。晴れた日に友人を連れてまたお参りに来ます。」と再度の参拝を志す方も多く、地元檀信徒から旭が森銅像参拝への気運が高まって行きそうだ。