全国の通信記事
2021年8月23日号
大阪府三島 高槻市妙浄寺が地域貢献
【大阪三島】新型コロナウイルスの感染拡大により、普通の生活が著しく制約を受ける日々が続いている。そのような中、公的な施設の大半が使用不可能となり、定期的にその場所を利用していた例会、勉強会、サークルなどの集まりが開催できない状態が続いている。高槻市妙浄寺(阪田兼光住職)では、地域や人々の繋がりが希薄になることを心配した住職が、会場を提供できないか考えた結果、利用者に対し、ワクチン2回接種済、人数8人(音楽等の場合は4人)以下、手指消毒とマスク着用、窓の一部開放を条件に使っていただくことに決めた。住職は、感染が広がった影響で、家にこもる高齢者が多くなった現状を考え、将来的には自由に出入りできる地域のサロンに発展できないか思慮中だ。
岡山・宗蓮寺で「三日坊主の集い」開催
【岡山】恒例の宗蓮寺での三日坊主の集い開催の希望の声が多く、第14回を7/26〜27、第15回を8/23〜24日に、地域限定、参加人数を例年の1/3にして今夏は2回に分けて開催。子ども達は外へ出る機会も少なかったので1泊2日、読経・写経・水行などお寺で充実した時間を過ごした。「修行体験をしてもらうことより、消毒・換気・定時の検温など感染対策の方が気を遣いました。」住職談。
2021年8月22日号
熊本 荒尾市妙功寺ワクワク子ども寺子屋
【熊本】荒尾市妙功寺(高田賢聖住職)で8月22日ワクワク子ども寺子屋が開かれ、地域の子どもたち13名が参加した。
コロナ禍の開催ということで出来る限りの感染症対策をとり、住職と奥様とで考えた「遊びと学び」というテーマの元、地域の方のサポートをもらいながら、子どもたちは盛りだくさんの体験をすることができた。
まず、レクレーションゲームで子どもたちの緊張をほぐし、お題目を唱えての団扇太鼓の練習。そしてヨガの先生にも協力してもらい、ヨガ体験。二人一組で難しいポーズにも挑戦した。瞑想体験では慣れない正座に足が痛くて顔をゆがめながらも、がんばって姿勢と呼吸を整え集中していた。瞑想体験で心を落ち着かせてからは観音様の下絵を色鉛筆で綺麗に塗り上げ世界に1つだけのお守りを作った。
コロナ禍の中様々な行事が出来なくなり、子どもたちにとっては貴重な一日となった。
「ありがたいことに、地域の方々のサポートもあり、無事に終えることが出来ました。
参加した子ども達にとって、何か少しでも心に残る体験となっていれば嬉しい限りです。」と高田住職は語る。