全国の通信記事
2019年3月24日号
兵庫西 姫路市法華寺で春季彼岸法要
【兵庫西】三月二十四日姫路市五軒邸法華寺(森勝亮住職)に於いて春季彼岸法要が営まれた。本年は森住職発案の下、姫路城ゆかりの千姫、又 お江の方・お市の方それぞれの塔婆を立てて供養すると共に、降誕八百年の法華寺事業として独自のチームを結成し、そのお披露目が行われた。千姫とは徳川家康の孫に当たり、豊臣秀頼の正室で、後に姫路城城主本多忠刻の正妻となった女性である。法華寺の本堂は最後の姫路城城主酒井忠邦の夫人顕寿院殿が千姫の菩提を弔う為に寄進された千姫位牌堂を復元したものであり、その縁もあって今回の特別法要となった。参拝された檀信徒の方々も「豪華絢爛な戦国絵巻をお寺で見られるなんて」と驚いている様子だった。
森住職によると、当ユニットは今後も様々な活動を考えているようである。
2019年3月17日号
京都1 京都市満願寺第39世藤井一靖師が遷化
【京都1】京都市左京区満願寺第三十九世藤井一靖(一乗院日純)上人が彼岸入りの直前3月17日に遷化された。世寿73歳。
3月23日午前10時より本葬儀が上田尚教師(京都市護国寺住職、勇師法縁京都支部長)を導師に営まれ、藤井上人の遺徳を偲び、多くの僧侶、檀信徒が訪れ増円妙道を祈念した。
藤井師は昭和22年生まれ。昭和42年2月16日に得度し、昭和45年立正大学宗学科卒業。その年の夏に信行道場を修了し僧侶としての道を歩み始める。昭和57年綾部妙福寺住職。その後本山妙傳寺に寄在し平成7年大荒行200日再行成満。平成12年より満願寺住職に就任。以降住職就任後は、寺門丹精、寺檀和融、檀信徒の教化に精進する。
平成18年に癌の為声帯を切除し、僧侶に必要な声を失うも病を克服。住職として第一線で活動するも、平成24年別の病により療養中であった。
2019年3月16日号
山梨3 南アルプス市長久寺入退寺式
【山梨3】平成三十一年三月十六日南アルプス市法立山長久寺において第二十世丸茂玄英師退寺、第二十一世丸茂玄昌師入寺式が執り行われた。
予報では雨だった天気も当日は晴天に恵まれ、多くの僧侶檀信徒がお祝いにかけつけた。
式中に山梨県第三部宗務所長岡本正富所長より辞令伝達が行われ、住職認証状が授与され、続いて前住職より払子が授与された。
奉告文では佛祖三宝、長久寺歴代上人に感謝を申し上げると共に、これからの寺門興隆に向け、更なる精進を誓った。
祝辞では、山梨県第三部宗務所岡本正富所長はじめ、本山岩本山実相寺小松日祐貫首猊下、市川三郷町定林寺院首?刀貞如僧正より心温まる祝辞をいただいた。
謝辞では新住職より、僧侶となってからご縁をいただいた方への感謝の想い、これからの広宣流布への決意を述べた。
その後祝宴が開かれ、多くの僧侶檀信徒が新住職の誕生をお祝いした。