2016年1月21日
大阪三島 寒行唱題行脚
【大阪三島】青年会では、毎年一月に寒行唱題行脚を実施している。これは、日蓮聖人と、お題目を弘めることを目標とした運動であり、日蓮宗僧侶としての修行でもある。二〇一六年は、一月二十一日(木)から二十二日(金)、そして二十五日(月)から二十六日(火)にかけて茨木市・高槻市の市街地を中心に団扇太鼓の音と唱題の声を響かせた。
青年会は今年、管内寺院を回ることに加え、繁華街や商店街を中心に、寒中修行をさせていただいた。四日間の行脚を通して学齢期の子どもから他宗の方、さらには外国人まで、幅広い層から応援のお声がけをいただいた。
また、寒行唱題行脚は青年会の行事であるが、管内寺院から幅広く協力を募り、大阪三島管区の重大な行事であるという認識を強めることを目標とした。具体的な方策として、管内教師にも有志として参加を募ったことと、教師資格を持たない沙弥への参加の勧誘等が挙げられる。
大阪三島管区における寒行唱題行脚は、一度途絶えたものの、数年前に復興し、今年も無事に終了することができた。大阪三島青年会員は、このような青年会行事の発展をこれからも目指して努力している。