全国の通信記事
2014年11月26日号
茨城・歳末助け合い募金
【茨城】布教師会(磯野善恵会長)主催の「いのりの日 歳末助け合い募金・唱題行脚並びに読誦唱題行」が昨年11月26日、高萩市願成寺(遠藤光洋住職)で行われ、僧侶15人が参加した。
本堂で自我偈一読の後、高萩市内を行脚。戻ってからは、本堂で寿量品の読誦と唱題行が行われ、参列した檀信徒に向け身体健全・無病息災が記念された。
集まった浄財12万5605円の半分は社会福祉協議会に、残り半分は日蓮宗宗務院に寄付される。
静岡西・青年会主催で歳末助け合い行脚
【静岡西】青年会(清宮是真会長)主催の歳末助け合い唱題行脚が昨年11月26日、牧之原市内で行われ、会員19人が参加した。
同市浄心寺(木内隆敬住職)を出発し法華寺(杉本壽央住職)を経由して約2時間の行脚を行った。この地域での唱題行脚は数十年ぶりで、多くの人が募金に協力した。集まった浄財は同市社会福祉協議会と日蓮宗あんのん基金に贈られた。
2014年11月25日号
北海道西部六会合同研修会が開催される
【北海道西】 平成二十六年十一月二十五日、北海道西部管区(小友寛光所長)にて六会(布教師会・声明師会・社教会・尼僧会・寺庭婦人会・青年会)合同の研修会が札幌市パークホテルを会場として開催され、宗門史跡である横浜名瀬妙法寺住職の久住謙昭上人を講師に迎え、管内教師・寺庭婦人約四十名が参加した。
久住上人が考案した「エイジングノート」をテキストに、檀信徒とのコミュニケーションの大切さや、百年後の寺院を考え見据えた講義を参加者は熱心に聞き入っていた。久住上人は講義の中で、「三十一歳の時に師匠を亡くし、もっと沢山のことを聞いておけばよかったと後悔した。共に暮らしていた自分でも後悔を感じる。まして離れて暮らしている家族は尚更である。人と人との縁が稀薄になりつつある現代で仏教が大切にしてきた縁の大切さを伝えていくのが僧侶の役目である」と述べられた。参加者からは「今自坊が直面している問題に改めて気付かされた。今後はこの研修で学んだことを活かして檀信徒と未信徒の教化にあたりたい」と語った。