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2014年11月25日
北海道西部六会合同研修会が開催される
【北海道西】 平成二十六年十一月二十五日、北海道西部管区(小友寛光所長)にて六会(布教師会・声明師会・社教会・尼僧会・寺庭婦人会・青年会)合同の研修会が札幌市パークホテルを会場として開催され、宗門史跡である横浜名瀬妙法寺住職の久住謙昭上人を講師に迎え、管内教師・寺庭婦人約四十名が参加した。
久住上人が考案した「エイジングノート」をテキストに、檀信徒とのコミュニケーションの大切さや、百年後の寺院を考え見据えた講義を参加者は熱心に聞き入っていた。久住上人は講義の中で、「三十一歳の時に師匠を亡くし、もっと沢山のことを聞いておけばよかったと後悔した。共に暮らしていた自分でも後悔を感じる。まして離れて暮らしている家族は尚更である。人と人との縁が稀薄になりつつある現代で仏教が大切にしてきた縁の大切さを伝えていくのが僧侶の役目である」と述べられた。参加者からは「今自坊が直面している問題に改めて気付かされた。今後はこの研修で学んだことを活かして檀信徒と未信徒の教化にあたりたい」と語った。