全国の通信記事
2021年6月26日号
千葉東 檀信徒協議会総会
【千葉東】6月26日土曜日、午後3時より、「令和3年度千葉県東部管区檀信徒協議会総会」が千葉県東部宗務所(冨永観瑞宗務所長)に於いて開催され、委員49名が出席した。入口で検温し、会場の窓を全開にして戸襖も取り外し、ソーシャルディスタンスも充分にとったうえ、例年開催する法味言上や研修会は時間短縮のため行わず、感染防止対策を徹底した。遠藤正之副会長の開会の辞に始まり、冨永観瑞宗務所長と宇野裕会長の挨拶の後、会長議長にて議事に入り、令和2年度の事業報告と決算及び監査報告、令和3年度の事業計画と予算について協議され、原案通り承認された。総括として新川智康宗務副長が「昨年度はコロナ禍の為檀信徒協議会としてのすべての事業が実施できず残念な年度になってしまったが、今年度はできうる限りの対策を徹底し、計画通りに実施できることを祈ります。なお、令和2年度は何も活動出来なかったわけで無く、同封した日蓮宗新聞3月1日号の通り、日蓮聖人降誕800年慶讃の宗門法要や教区大会は出来る限り感染防止対策を取って盛大に開催された」と挨拶し、最後に土井清副会長が閉会の辞を述べて閉会した
2021年6月24日号
京都1 本山妙傳寺で村瀨日隆師晋山式
【 京都 1 】6月の気候とは思えないほどの雲一つない快晴に恵まれた中、24日京都市左京区にある本山法鏡山妙傳寺で第85世村瀨日隆貫首(愛知県名古屋市大光寺住職)の晋山式が、日蓮宗中川法政宗務総長、身延山久遠寺小澤惠修庶務部長、京都八本山会貫首、全国本山会貫首、法縁各聖、檀信徒の100名が参列し行われた。妙傳寺は、文明9年(1477)身延山久遠寺第12世圓教院日意上人の開創で、身延より宗祖日蓮大聖人の御真骨の分骨を奉安し、同時に身延七面山に勧請されている七面天女と同木同体の霊体を安置されており、それ故に「西之身延」と称され勇師法縁の縁頭寺院である。式では、参与である上田尚教師(京都市山科区護国寺住職)より住職の証でもある払子並びに歴代住職が格護してきた大曼荼羅御本尊を初めとする寺宝が納められている宝物庫の鍵が継承され創建より連綿と続く法燈が伝承され、歴代譜へ加判揮毫された。
村瀨新貫首の仏祖三宝への晋山奉告文では、「歴世先聖に至心恭礼、先師の遺業を継承し教化活動に精進を誓い奉る」と力強く決意を述べられた。また、晋山式後には、令和3年4月20日遷化、第80世実成院日祐(野々垣泰典)貫首の本山葬が村瀨日隆貫首導師にて行われ、上人の遺徳を偲び増円妙道を祈念した。野々垣前貫首は、昭和11年4月19日生まれ。法臈73年、世寿86歳。平成15年晋山以来、令和3年に退任されるまでの18年間在山され、その間には本山興隆、護持丹精の為に、法縁寺院各聖並びに檀信徒と共に心血を注がれ、浄行菩薩像建立・客殿屋根葺き替え・御真骨堂拝殿改修・本堂基礎改修等々寺観整備をされ、更に平成30年には開山圓教院日意上人第500遠忌の慶讃法要を円成された。
山形 青年会が疫病収束祈願会
【山形】6月24日、庄内町余目、大経寺において山形県日蓮宗青年会会員出仕のもと、疫病収束祈願会が執り行われた。県内の青年僧10名が出仕し、堂内に力強い読経の声を響きわたらせ、新型コロナウイルスの収束を祈願した。現在山形日青会の会長を務める大経寺、小野寺光良会長は法要後に集まった檀信徒に向けて「このように県内各地に素晴らしい若い日蓮宗のお坊さんがいらっしゃいます。県内のご親戚、ご友人等で何か悩みごとやお困りごとがあれば、ぜひ各地にある日蓮宗寺院にお気軽にお参りしてご相談なさってみて下さい。必ずやお力になって下さると思います。」と語りかけた。