全国の通信記事
2018年5月8日号
千葉西 茂原市實相寺法燈継承祝賀会
【千葉西】東身延藻原寺(茂原市・持田日勇貫首)の四院家である茂原市實相寺第43世畠山義浄師の法燈継承祝賀会が5月8日(火)、ホテルニューオータニ幕張で営まれ、有縁の僧侶ら150名が慶事を祝った。午後4時の開演に先立ち、司会より昨年10月13日に實相寺本堂での法燈継承式が檀信徒を中心に行われ、第42世畠山日慶師(大網白里市・本山正法寺貫首)から払子が継承された事が説明され、有志による雅楽演奏の中、新住職と前住職が入場した。初めに持田日勇貫首が祝辞を述べ、土井了真宗務所長(長生村・法輪寺住職)、大塩孝信宗会議長(市原市・正蓮寺住職)が続いて祝意を表した。歓談中には前住職への花束贈呈なども行われ、和やかなうちに進行した。
最後に義浄新住職が謝辞を述べ、「歴代先師が築き上げた實相寺を全身全霊で護持していく」と決意を語り、法燈継承祝賀会を終了した。
山梨三・飯野妙善寺の花祭り
【山梨三】南アルプス市飯野の妙善寺(若林義裕住職)で5月8日、花祭りが開催された。
妙善寺護持会の役員が参列のもと釈尊降誕会の法要が営まれた後、毎年の恒例により、同寺の近隣にある巨摩保育所の園児たちも加わり、賑やかに行われた。
大勢の保育園児たちを前に挨拶をした若林住職は、花祭りの由来を教え、園児たちに「自分たちが貰ったこの命はとても大事なもので、他に変わるものはないんだよ。だからちゃんと先生の言う事や、お母さん、お父さんの言う事をよく聞き、お友達が困っていたら助けてあげられるような良い子になろうね。」と話していた。
招待された園児たちは白象に乗った誕生仏に甘茶をかけ、「よい子に育ちますように」と熱心に手を合わせてお祈りをしていた。
園児自らも甘茶の味を楽しんだ後、妙善寺護持会館内にてバルーンアーティストの催しが行われ、会場内は大いに盛り上がった。
今回は約140名の園児が参加し「お茶が甘くておいしかった」「楽しかったからまたお寺に遊びに来たい」と語った。
2018年5月7日号
京都1 近畿教区檀信徒協議会総会
【京都1】5月7日(月)身延より宗祖日蓮大聖人の御真骨を分骨奉安し、同時に身延七面山に勧請されている七面天女と同木同体の霊体を安置している「西身延」と称される京都市左京区本山妙傳寺(野々垣日祐貫首)にて、近畿教区檀信徒協議会総会が開催された。強い雨が降る一日であったが、近畿各管区より代表者が出席した。
総会の前に、本堂にて野々垣日祐貫首導師にて法味言上を行い、妙傳寺執事よ
り本山妙傳寺の縁起について説明された。その後、御真骨を納められている廟堂を拝観した。客殿に移動し、総会が始まり各教区より現況報告が行われ、管区ご
との様々な行事、活動報告が発表された。最後に参加者より宗門に対する忌憚の
ない意見も色々と発表され有意義な総会となった。