2015年6月20日
千葉西 檀信徒協議会総会を開催
【千葉西】宗務所(土井了真所長)では六月二十日、茂原市藻原寺(持田日勇貫首)において檀信徒協議会(今井靖夫会長)総会を開催し、教師十七名・檀信徒百十名の百二十七名が参加した。
総会開式前には管区謹製御題目写経を行い、法味言上に臨んだ。
法味言上では、持田貫首を導師にし、会員物故者の御回向と世界平和祈願法要を厳修した。
続いての総会では今井会長を議長に平成二十六年度事業報告、決算報告がなされ、満場一致で承認。平成二十七年度事業計画案では今まで継続してきた東北への復興支援活動について、支援団参に変わり、今年度は釜石市で行われている「桜を植える活動」に支援することを表明し協力を求めた。また徐々に増加している日蓮宗新聞の管内全寺院購読を目指すことも表明され、いずれも満場一致で承認された。
審議終了後には外塚顕雄日蓮宗新聞社専務が管内の購読状況を報告の上、さらなる購読強化を呼びかけた。次に増田寳雲青年会副会長(茂原市妙樂寺住職)が次世代育成として開催している修養道場への参加者募集を呼びかけた。
総会終了後は研修会を開催。講師には管内選出宗会議員大塩孝信師(市原市正蓮寺住職)と全国檀信徒協議会会長池上幸保氏(大田区池上本門寺総代)をお迎えし、講題に「宗祖御降誕八百年にむけて」として行われた。
大塩師は先の定期宗会で決まった御降誕八百年の事業内容と事業予算を説明した。池上氏は檀信徒の立場からどのように事業に取り組むべきかを自らの信仰体験をもとに話され、事業推進の一助となって下さることを呼びかけた。
参加者からは共感する声が聞かれるなど、当初の目的を達する研修会となった。