全国の通信記事
2021年4月18日号
滋賀 立教開宗七百六十九年護法大会
【滋賀】四月十八日に滋賀管区の「日蓮大聖人立教開宗七百六十九年護法大会を開催いたしました。昨今コロナ感染症の影響で色々な法要が中止、延期になっていますが日蓮大聖人ご降誕八百年の記念の年に如何しても開催したいという所長以下役職員、檀信徒の強い思いで開催いたしました。東近江市の「あかね文化会館」で三百人ほどは入れる会場に百二十名ほどの僧俗が十分な間隔と、しっかりした感染症対策のもとに行いました。立教開宗法要の後は身延山妙石坊の奥野本洋住職・常任布教師により「僧俗ともにいますぐと仏となるすべてそれから」という演題で、演題となった奥の住職の学生時代の指導教師との逸話や、人生にとって幸福とは何かを豊かな人生経験と熱い信仰をもとにお話しいただきました。あっという間の一時間半で皆さん納得されていました。コロナが早く収まり来年は多くの檀信徒の皆様と開宗会を開催したいものです。
2021年3月8日号
滋賀・一日行堂
【滋賀】修法師会(福山賢晃会長)は3月8日、東近江市妙啓寺(中村龍明住職)にて一日行堂を開催。修法師8名が参加した。
9時、12時、15時と3回の水行と読経三昧、自身の信力増進と懺悔罪障消滅のため一心に修行に打ち込んだ。また、この一日行堂で積んだ功徳をもって、15時半より法楽加持を厳修。仏祖三宝諸天善神の法味言上、管内寺院の山門隆昌、会員修法成就、祈願申込者の所願成就、昨今国内外で猛威を振るう新型コロナウイルスの退散を祈念した。
福山賢晃修法師会長は「本年は宗祖日蓮大聖人降誕八百年御正当の記念すべき年を、僧俗一体となり、甚深の報恩を捧げるべき時であるが、疫病新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、昨年来より宗内においても、慶讃行事等が中止、延期を余儀なくされている事を残念に思う。そのような状況の中でも一日行堂を、檀信徒の参詣は遠慮して頂いたものの開催する事が出来た、この疫病の早期収束退散、皆様の安寧を心より祈念する。」と述べた。
2019年9月14日号
滋賀 第25回檀信徒のつどい
【滋賀】9月14日、滋賀県近江八幡市で「第25回檀信徒のつどい」が開催された。このつどいはおそらく日蓮宗唯一の檀信徒協議会がすべてを運営するつどいで、25年という歴史を持っている。当日は約200人の檀信徒及び僧侶が参加した。メーンの講演は新間智孝上人の「仏さまは、私達を忖度(そんたく)するのか?」という演題で、法華経に説かれている内容をわかり易く説いてくれた。結論としては忖度するのは私達のほうで私達が自分自身を向上させて仏さまの心を忖度しなければならない、仏さまはいつでも私たちの方をむいており、私たちを救おうとしているのだからということだった。講演の後はギターアンサンブルによるなつかしい曲の演奏が40分ほどあり、参加者はいずれも今年の「つどい」におおいに満足していた。