全国の通信記事
2023年2月19日号
滋賀 今江智成師・帰山奉告式
【滋賀】2月19日、第再再行成満した今江智成師の帰山奉告式が近江八幡市蓮経寺にて執り行われ、教師檀信徒50約人が参加した。
式に先立ち、雨の降る中、本堂正面で行僧6名による迫力ある水行が行われた。
その後、本堂にて帰山奉告式が執り行われ、ご宝前に結界修行400日水神相承の秘宝奥義を感得したことを奉告した。
祝辞では、佐橋龍岳宗務所長が「今年は厳しい冬だった中、無事、第再再行を成満したこと、お祝い申し上げます。これからここ蓮経寺が修法の場として発展していく事、更には滋賀県の修法を牽引し活躍してくれる事を心から願う。」と述べた。
同行僧代表として第五行石川泰晧師は「今江智成上人の父、即成上人とは初行で同行僧であった、そしてまたこのような、ご縁により智成上人と同行となって水行、読経させて頂いたこと大変嬉しく思う。」と述べた。
謝辞で今江智成師は「再再行の入行について、コロナの事もあり開設されるかどうかも分からなかった状態で、心の準備も出来ていなかったが、不思議と物事が良い方向へ転がり、導かれるかのように入行する事となった。今回感得した水神相承は水のように変幻自在に檀信徒皆様に応えてお返し出来ればと思う。」と述べた。
最後に特別加持祈祷が行われ、力強い木剣が振るわれて式を締め括った。(清水篤通信員)
2022年4月24日号
滋賀 護法統一立教開宗大会
【滋賀】4月24日に滋賀管区の護法統一立教開宗大会が長浜市の文芸会館で開催され、僧俗百三十名が参加しました。まだまだ新型コロナ感染症を考え、積極的な参加を呼び掛けることができないため、会場は空席が目立ちました。大法要が1時間そのあと、東京・法立寺住職 渡邉彰良上人による講演「お題目の力-新型コロナウィルスの日々から立ち上がるために-」が1時間半ありました。鎌倉時代の初めに日蓮上人が立著わされました立正安国論を紹介し、当時蔓延した疫病をお題目の力で乗り越えて法華経を広めた話を紹介してくれました。どんな災いでも、何かしらそこから希望を見出さなければならないと熱心にお話ししてくれました。
2022年3月8日号
滋賀・一日行堂
【滋賀】修法師会(福山賢晃会長)は3月8日、東近江市妙啓寺(中村龍明住職)にて一日行堂を開催。修法師6名が参加した。
9時、12時、15時と3回の水行と読経三昧、自身の信力増進と懺悔罪障消滅のため一心に修行に打ち込んだ。また、この一日行堂で積んだ功徳をもって、15時半より法楽加持を厳修。仏祖三宝諸天善神の法味言上、管内寺院の山門隆昌、会員の修法成就、祈願申込者の所願成就、国内外で猛威を振るう新型コロナウイルスの退散を祈念した。
福山賢晃修法師会長は「例年、檀信徒の特別祈祷していたのが三年前であり、それ以降は、修法師だけで執り行い開催している。当初、ここまで長引くとは思っておらず、なかなか終息を見ない中、行事などが中止、延期を余儀なくされている事を大変心苦しく思う。長引くコロナ禍にあって心が疲弊して余裕が無くなっているという事が多々見受けられる。僧侶、修法師として、心の安寧を与えるべく修法布教していかなければならないと改めて思う。」と述べた。