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2023年11月20日号
大阪市 教師対象研修会
【大阪市】11月20日(月)、大阪市聲明師会(中村貫慧会長)主催による令和5年度教師対象研修会が大阪府社会福祉会館にて開催された。
今年は講師に大阪市宗務所伝道担当事務長・宗林寺住職・有本智成師をお迎えし、宗定『日蓮宗法要式』第2篇・第1章の二大得意のうち「尊重」について講義を賜った。
法要の根本的な心構えは優陀那院日輝上人著『充洽園禮誦儀軌』の理念に基づき、その精神について、多岐に亘ってご教示頂いた。管内外より参集した35人の聴衆は初心にかえって、法要に対する心構えをあらたにしていた。
大阪市 聲明師会が教師対象研修会
【大阪市】11月20日(月)、大阪市聲明師会(中村貫慧会長)主催による令和5年度教師対象研修会が大阪府社会福祉会館にて開催された。
今年は講師に大阪市宗務所伝道担当事務長・宗林寺住職・有本智成師をお迎えし、宗定『日蓮宗法要式』第2篇・第1章の二大得意のうち「尊重」について講義を賜った。
法要の根本的な心構えは優陀那院日輝上人著『充洽園禮誦儀軌』の理念に基づき、その精神について、多岐に亘ってご教示頂いた。管内外より参集した35人の聴衆は初心にかえって、法要に対する心構えをあらたにしていた。
2023年11月9日号
大阪市 修法師会研修会
【大阪市】十一月九日(木)大阪市修法師会(戸田秀明会長)の研修会が中央区法性寺において、住職 山本信行僧正を講師に開催された。
今回は「水行五十年、今思うこと」というテーマで、副伝師・伝師相承会会長を勤めておられる山本僧正の体験や口伝、また山本僧正が自作された丁寧な資料による修法道の歴史や修法・水行に込めた先師の文書や思い等、多岐に及んだ。
山本僧正は、日蓮大聖人の病気平癒・祈雨・疫病退散などの霊験を御遺文に沿って説明し、また大聖人が顕されたご本尊、御入滅後から荒行として中山流や身延流に展開してからの各先師の行跡を丁寧に解説された。
水行においては、あくまで助行として行い、本行(正行)の前行であると説明され、先師の想いを享受し修法道に精進して頂きたいと述べられた。
また、自身の体験として、身延山荒行堂閉堂前のいちばん最後の水行は自身であったことと、時が経ち参籠時に法華経寺の水神宮を新調する際、山本僧正自身が古い水神宮を身延山に返す提案をし、無事に返した事は、因縁があるように思えると話された。
併せて、成満後に送られてきた入行僧からの感謝の手紙の数々は、今でも自身の宝物であると述べられた。
講師の長年に亘る修法道に対する深い想いに、あらためて先師から綿々と続く修法に精進しなければと思う参加者であった。