全国の通信記事
2022年10月29日号
兵庫西 日蓮聖人降誕八〇〇年慶讚大会
【兵庫西】宗務所(安積尚志所長)は十月二十九日、加古川市民会館にて四年に一度の信行結集大会「日蓮聖人降誕八〇〇年 兵庫県西部慶讚大会」を開催し、僧侶、寺庭婦人、檀信徒約五〇〇名が参加した。
第一部は、松本昭仁檀信徒協議会会長が開会の言葉を述べ、青年会行脚隊が入場し幕を開けた。続いて寺庭婦人会和讃部が「日蓮聖人御降誕八百年慶讚和讃」を奉唱し、安積所長導師のもと、声明師会、修法師会をはじめ管内僧侶出仕にて法要が営まれた。第二部の清興では宮内庁楽部在籍の経験もある雅楽師、東儀秀樹氏のトーク&ライブショーを行った。
トークショーの間「雅楽を通して地球上の音楽ルーツを継承し守ることに信念と誇りと責任を感じている」と語り、その後のコンサートではまっすぐ突き抜けるような力強さと、東儀さんの人柄を感じるような優しい音色が会場中に響き渡った。閉式の言葉を三好一行協議員会議長(赤穂市高光寺住職)が述べ、この場を繋げてくれた日蓮聖人に感謝し閉会となった。
2022年7月27日号
兵庫西 修養道場
【兵庫西】毎年恒例の修養道場が7月27日・28日、1泊2日の日程で兵庫西部青年会(谷口慈晃会長)主催により、たつの市室津大聖寺を会場に小学1年から6年の19名が集まり開催された。
新型コロナウイルスの影響で過去2年間は中止となり、本年も感染拡大により開催が危ぶまれたが、最も我慢してきた子供たちに夏休みの思い出を残したいとの会員の強い思いにより、感染対策に細心の注意を払って開催された。
1日目はお経練習に始まり、紙で作る蓮「ハスワーク」作成や屋外でうちわ太鼓を用いての唱題行を行った。夕食は恒例のバーベキューでおなかを満たし、一日の終わりにはハスワークの幻想な光の中で瞑想を行った。
2日目は漁師町室津の特色を生かした魚の調理体験により、自分で調理し、食べるという一連を体験することで食べ物の大切さを学び、腕輪数珠を作りでは子供たちの個性輝く様々な数珠が出来あがり、その数珠に青年会員全員で子供たちの願いを込めて修法祈願した。
充実した修養生活を送った子供たちは、「来年も必ず来ます」との言葉を残して修了式を終えた。
谷口慈晃会長は「これからの生活の中でも、何でもチャレンジをするということ。仏さまや神さまが見守ってくれているということ、を心に留めて楽しく過ごしてほしい」と子供たちに語った。
本年10月29日に行われる御降誕800年管区慶讃法要において、参加した子供たちによるハスワークの奉納とうちわ太鼓の唱題が行われる予定である。
2022年5月21日号
兵庫西 五軒邸法華寺が姫路お城祭りに参加
【兵庫西】コロナ禍で3年間中止が続いていたお城祭りが今年開催した。5月21日姫路城の千姫ゆかりの寺で知られる法華寺が第72回お城祭りに参加。日蓮聖人御降誕800年と千姫の425回忌を記念し、姫路の千姫顕彰会とお城祭りの演目にある千姫ジェネレーションプロジェクトパレードに参加した。多くの観客のなか姫路城と姫路駅を結ぶ大手前通りの約300メートルを歩いた。お城祭りが終わったあと森住職は、「法華寺千姫プロジェクトを始動してから千姫ゆかりの寺としてこのようなご縁を頂けていることに感謝したい。」と語った。