全国の通信記事
2024年1月26日号
千葉北・法華経寺で防火訓練
【千葉北】1月26日、法華経寺(新井日湛貫首)で防火訓練があった。この訓練は1949年1月26日、奈良県法隆寺金堂の国宝壁画が焼損したのを機に制定された文化財防火デーを教訓に市川市消防局や市川市と共に実施している。午前10時の訓練開始と共に祖師堂より火災が発生したという想定で119番通報後に、塔頭の浄光院(緑谷一雄住職)付属のみどり幼稚園5歳児約50名が祖師堂内より徒歩で避難を行った。また負傷者の救護や宝物の移動など同寺僧侶を初めとした参加者が手際よく行った。近隣住民で組織される自衛消防隊も訓練に参加するなど寺院関係者のみでなく地域一体となり消防訓練は進行した。避難後には消防車やポンプ車などが一斉放水を行い祖師堂に向け水が弧を描き見学者より歓声が上がった。訓練終了後角田市川市消防局長は今後も失火には十分注意し宝物護持に努めましょう、と参加者へ語った。
2023年12月16日号
千葉南 歳末助け合い運動
【千葉南】勝浦市佛教連合会は12月16日と17日の2日間にかけて歳末助け合い運動を実施した。市内寺院の住職ら30人が参加し、駅前や朝市通りで募金を呼び掛けた。「事故のないよう、寄付の方には温かく接してください」と塩崎望巳会長(法蓮寺住職)の言葉で始まった初日は、強風に見舞われ人出が心配されたが、最低気温20度という異例の暖かさのためか土曜日の朝市通りは観光客で賑わい、多くの募金が集まった。集まった寄付金は18日に勝浦市社会福祉事務所に届けられた。
2023年12月9日号
千葉西 修養道場同窓会
【千葉西】12月9日13時半、本山藻原寺にて千葉県西部青年会が主催する「修養道場同窓会~イモ堀り、焼きイモ、凧作り体験~」が開催された。2歳から9歳までの参加者19名、保護者11名が僧侶と共に、土嚢で育てたイモを堀り、鉢植えを使ったイモの壺焼き、凧作りを体験し、最後に千葉西青年会名物、ボッチャで楽しんだ。イモ堀りでは大きなイモが出るたびに歓声が上がり、親子に笑顔が溢れた。続くイモの壺焼きに使うイモを吊るす道具作りには保護者も真剣になった。凧作りでは凧に絵を描き楽しんだ。ボッチャは簡単なルールで行った。子供達の一投一投に皆で歓声を上げて盛り上がった。最後には完成した焼き芋を皆で食べた。今回は青年会会長(近藤会長)の親子で昔ながらの遊びと、ボッチャを楽しんでもらいたいとの思いの元に開催された。参加した親子は「色々なことが体験できて楽しかった、また参加したい」と笑顔で帰っていった。