全国の通信記事
2022年11月27日号
千葉西 寺フェス蓮久寺~結 YUI
【千葉西】君津市蓮久寺(江口隆晶住職)で十一月二十七日に寺フェス蓮久寺~結 YUI~が営まれ、約一二〇〇名が来場した。
今年で六回目を迎えたイベント。オンラインや半日開催と、コロナ禍になっても続けてきて、今年は久しぶりに通常開催となった。
本堂前に設置したステージ上では、和太鼓やダンス、吹奏楽にジャズオーケストラ、ドッグダンスにサイエンスに書道と、様々なパフォーマンスが披露された。
社教会と青年会が協力して、バザーと寺カフェのブースを設け、売上金四万八千七百九十円を歳末助け合い募金として、君津市社会福祉協議会に寄託した。
祭りの最後に、修法師会より七名の修法師が出仕し祈祷を行った。読経が始まると会場は静まり返り、木剣の音が境内に鳴り響く中、修法師が九字を切る姿を、観客は真剣に見守り、手を合わせる人もいた。イベント終了後「もう一度あの御祈祷を見たい」という声が多数あった。
結びに江口住職は「コロナが再拡大し始め、戦争も起きている。そんな世情が不安定な中、お寺がなにかお伝えできることがないか、そう思い御祈祷をしました。みなさんの心の中には、仏さまになる種が備わっています。その種が育ち、花開くようにお祈りをしました。みなさんの心が正しくなれば、行いや言葉が正しくなり、家庭が平和になります。家庭が平和になれば地域が、地域が平和になれば国が、国が平和になれば世界が平和となります。皆さまの心の状態が、世界平和に繋がるんだと思っていただきたいと思います」と思いを語った。
2022年11月16日号
千葉西 市原地区護法統一信行会
【千葉西 】令和四年十一月十六日市原市潤井戸光福寺(宗務所長山本隆真住職)にて市原地区寺院統一信行会が行われた。
三年ぶりの開催となる今回は、コロナ対策を万全にし、約三十名の檀信徒と共に御会式法要、新たに新築された寺務所の落慶祈祷を行った。
法要後には、春風亭昇也師匠による落語会が行われ、本堂中が大きな笑いに包まれた。
参加した檀信徒からは「久しぶりに皆さまと一緒に御題目をお唱えできて心から笑うことができた。」と喜びの声があがった。
2022年10月29日号
千葉西 千葉教区檀信徒協議会長会議
【千葉西】令和4年10月29日(土)令和4年度千葉教区檀信徒協議会会長・副会長会議が、千葉県西部主催で白子町青松庭白砂にて開催され、千葉教区各管区の宗務所長、檀信徒協議会会長、副会長20名が参加した。開式で冨永観瑞教区長(千葉東部宗務所長・多古町・妙光寺住職)が挨拶し、「コロナ禍で、顔を合わせての会議が大切と改めて感じた」と、去年まで文書のみの報告であった事に触れ、今回の開催を祝った。
続く研修会では、常任布教師の山形教亨師(杉並区・中道寺住職)による信行法話が行われ、「等しく平らかに」と題し、自身が新型コロナウイルスに罹患して感じた事を、お釈迦様の振る舞いや夫を支えた妻のエピソードを中心に講演し、差別することなく平等に接することの大切さを説いた。
その後の会議では各管区の活動報告が行われ、懇親会へと移った。降誕800年事業や今後の活動など、2年ぶりの各管区との情報交換の場として有意義な会議となった。