全国の通信記事
2022年4月19日号
千葉西・君津市蓮久寺がチャリティご朱印作成 世界平和を願って
【千葉西】君津市蓮久寺(江口隆晶住職)は、ロシアのウクライナ侵攻後「世界平和祈願チャリティ御朱印」を作成した。その御朱印代を日本ユニセフ協会の「ウクライナ緊急募金」に寄託すべく、オンラインで募金活動を行った。
同寺に直接訪れたり、またインターネットからなど、全国各地から御朱印の申し込みがあり、募金総額は六万円となった。
江口住職は「ロシアのウクライナ侵攻のニュースを聞くたびに、胸が締め付けられる思いが致します。なにか出来ることはないかと思い、御朱印を作成し、頂いた御朱印代を募金にしようという企画を考えました。
この御朱印を通して、平和への思いを共有し、戦争早期終結、戦地復興、犠牲者の方々のご冥福を祈らせて頂きたいと思います」と、募金活動の思いを語った。
2022年4月9日号
千葉西・市原市光徳寺で開山日意上人第550遠忌報恩法要
【千葉西】市原市経王山光徳寺(宮川了暢住職)で四月九日「開山妙高院日意上人第五五〇遠忌報恩法要」が、同じ開山上人を仰ぐ、茂原市實相寺住職畠山義浄師を導師に営まれた。コロナ禍のため人数を制限し、僧侶檀信徒二十名が参列した。
法要中、宮川住職は、日蓮大聖人御降誕八〇〇年・開山妙高院日意上人第五五〇遠忌慶讃報恩記念事業の奉告文を、今回修復された日意上人の仏像の前で読み上げ、報恩の誠を捧げた。平成二十九年四月から、五年をかけて浄財を勧募し、歴代廟改修、本堂改修、仏像修復、亘廊下改修を行った。宮川住職は謝辞にて「台風にコロナと、困難な社会情勢の中、事業が達成できたのは、御本尊の力、歴代住職の遺徳、檀信徒の皆さまの支えのお陰です」と感謝の気持ちを述べた。
千葉西 大田中将生誕131年祭
【千葉西】天候に恵まれた四月九日 千葉県長柄町にある大田實海軍中将顕彰碑前にて桜の花びらの降り注ぐ中、大田中将生誕131年祭が行われ地域の戦没者遺族他総勢四〇名余が参加した。大田中将は同地の生まれで、沖縄戦では、沖縄根拠地隊司令官を務め、米軍上陸時に約1万人の部隊を率いて沖縄本島小禄半島での戦闘を指揮。自決直前に海軍次官にあてた電文「沖縄県民斯ク戦ヘリ」に沖縄戦の惨状と沖縄県民の献身をつづり、「後世特別の配慮を」と訴えたことで広く知られている。
生誕祭は、「海軍中将大田實顕彰会(代表相馬康夫氏)」により毎年開催されており今年は、太田家菩提寺である長南町長久寺月崎了淨住職を導師に大田中将並び戦没者慰霊法要と法話・茂原市ビーガンレストラン「スイート&ピース」オーナーの寺澤夫妻により「アメージンググレイス」の歌と演奏の奉納、山梨県北斗市より佐藤夫妻を中心として「アマミ舞」の皆様による舞が奉納された。又、昭和三年に大田中将が書かれた「世界の軍事構想」と実物手記をもとに千葉順一氏より大田中将に関する伝承と人柄が紹介された。