全国の通信記事
2022年11月25日号
茨城 歳末助け合い募金・唱題行脚
【茨城】布教師会(横川和克会長)は11月25日、土浦市で「歳末助け合い募金・唱題行脚」を行い、僧侶19人が久成寺(三上要玄住職)から約5kmの道のりを行脚した。秋深まる住宅街にお題目と団扇太鼓が響き、何人もの檀信徒が合掌して浄財を寄せた。集まった寄付金132,773円は、「日蓮宗あんのん基金」と茨城新聞社の「愛の募金」へ寄託された。
2022年11月6日号
茨城 水戸市妙徳寺で法灯継承式
【茨城】11月6日、宗門史跡「常陸の湯」水戸市妙徳寺にて第57世植木妙久師の法灯継承式並びに先代住職 慈恵院日幹(植木英明)上人一周忌法要が執り行われた。先ず辞令伝達と払子継承が新住職である植木妙久上人になされた。相田要練宗務所所長からの祝辞では「日蓮聖人が目指された常陸の湯を格護している妙徳寺の住職になられたことは大きなことであります。一生懸命にお勤め下さい。」とお祝いの言葉を送ると共に新住職を鼓舞した。
この後の法要では、遺族や総代等から遺徳の念が捧げられた。コロナ禍である為、三密対策等の制限はあったが、厳粛なる法味言上となった。
2022年10月19日号
茨城 檀信徒研修道場
【茨城】10 月 19 日に茨城県宗務所(相田要練所長)主催、茨城県檀信徒協議会(星野忠男会長)協賛の檀信徒研修道場が開催された。会場となった水戸市蓮乗寺(前刀啓運住職)の本堂は令和元年に落慶された。新しいお堂の中、お寺の歴史を感じながらの道場となった。法要では各地災害犠牲者追善供養と各地災害復興祈願も執り行われた。続いて『宗門運動結願に思うこと』と題しての前刀住職の法話では、塔婆供養を中心として自分自身が生きた御塔婆になって御題目結縁の風を益々世に及ぼそうと供養の大切さと法華経・お題目の尊さを参加者に説いた。この後、唱題行では各々が一生懸命にお題目を唱えた。檀信徒は法悦に浸る中、境内にある世界平和祈願法界万霊供養塔まで行脚をし、一同で世界平和を祈り無事道場を円成することが出来た。供養塔は岩見妙安法尼が世界平和と戦後の日本復興を祈り、立教開宗 700 年を慶讃し昭和24年に七面山の頂に建立した供養塔を模しており、世界平和と万霊供養の為に立教開宗750年の年に建立された。コロナ禍対策の為、一定規模の参加者及び時間短縮日程の開催ではあったが、立教開宗 800年を目指す御題目の充実した道場となった。