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2025年2月18日号

東京北 立正安国世界平和大國祷会

東北250304④【東京北】台東区今戸 長昌寺で2月18日、立正安国世界平和大國祷会が、本年日蓮宗加行所を成満した8名の行僧と、正観世音菩薩御縁日出仕僧の会「世尊会」の修法師3名、檀信徒の方々多数参列のなか、盛大に行われた。

春を思わせる暖かい陽射しの中、成満した行僧の水行式を、第五行を成満された罍慈恭師(東京都大田区 善慶寺住職 以下、罍師)御導師のもとに行われた。その後、同寺観音堂にて罍師を修法導師に、立正安国世界平和大國祷会が厳修された。法要後、まず罍師より謝辞があり、長昌寺にお招き頂いた御礼と「ちょうど5年前、こちらの國祷会にお招きしていただきました。その時には新型コロナウイルスというものがこの日本中を震撼させておりました。今回遠壽院から中山法華経寺に移りまして今年51年、新たな節目のなかで全堂代表という重責を拝命いたしまして入る前に117名の行僧さんに、何を伝えて、何を示してこの100日間を過ごそうかと自分の御宝前にお経を読む際に諸天善神に問いをかけていたところ、真心という言葉が私の中に浮かんでまいりました。11月1日に全行僧を目の前にして今年度の加行所は真心というテーマをもって修行に励んでほしいと伝えました。真心というのは僧侶である前に人として真実の、嘘偽りのない心というところ。また人に対する心、真心をもってお経を読ませていただく、真心をもって法水を浴び、真心をもって後輩僧に訓育をさせていただく、皆さんにも同じ方向を向いて100日間加行して頂いた甲斐もあったのか、今年は一人もインフルエンザ、コロナウイルスに感染することなく加行させていただくことができました。ただ人というのはお願い事をして『これでもう安心だ』となりがちですが、私たちは自分自身が一日生かしていただいているところを反省の心で見つめなおし、『これはまた出来なかった、でもこれが出来て一歩進展した』というような反省をする。そういった部分でお願い事をしたら終わりでなく、今日お願い事をされたお札をお持ち帰りになって今日からがまた新たなスタートという部分で一日一日を皆様が反省の心で見直して、そして翌日新たなる扉を開くこと、簡単に言いますと開運と申します。運命の扉を開くのは他人ではなく自分自身でございます。またそういう部分で御守護いただくのは長昌寺さまの正観世音菩薩様ですから皆様がお困りになったり、願いが叶ったり嬉しいことがあったりしたらば長昌寺さまにおいでになって正観世音菩薩様にお手を合わせると令和7年も皆様に幸多い年となると思いますのでまたお題目修行に励み、一年をお過ごしいただきたいと思います。」と述べられ、温かい拍手に包まれた。

法要御導師を務められた長昌寺御山主の鈴木海光僧正は「一寸八分正観世音菩薩を御開帳して、本年成満なされたお上人をお迎えしての大國祷会に多くのご参詣賜り誠にありがとうございます。また本年成満された御上人様方おめでとうございます。本日はお忙しい中、また御法体お疲れの中、当山立正安国平和大国祷会に御出仕賜りまして誠にありがとうございます。

國祷会と申しますのは法華経の広宣流布と国土安穏、世界平和、そして私たち檀信徒、一般大衆の安楽を祈念する大切な行事でございます。
鎌倉時代に比叡山を下山した学僧が一斉に宗派を開くわけでございますけれども、その中で国のことを想って布教したのは日蓮聖人ただ一人です。
その日蓮聖人の御遺志を引き継ぐのがこの國祷会であり、日蓮宗だけにしかない行事でございます。
また当山は身延山、日蓮聖人の直弟子のお寺で東京では一番古いお寺でございます。本日御出仕賜りました行僧様が苦修練行の御修行をなされた大本山中山法華経寺と当山はたいへん特別な関係にあります。本堂の右手に小さな芝に石碑が建立されており、石碑の中央に「弘安二年問答跡」と記されておりましてその両脇に『中山 富木日常』と『金龍山 寂海』と記されております。その場所で、法華経寺の日常上人と金龍山浅草寺第三世の寂海法師の法論がございました。寂海法師は日常上人の説く「仏法の神髄は法華経にある」というお話に感服なされて、ただちに身延山に登って日蓮聖人の弟子となり、日寂の名を賜りました。その後、浅草寺全山を日蓮宗に改宗しようと努めたものの叶わず、弘安五年に一寸八分正観世音菩薩を背負ってこの場所に長昌寺を創建なされました。つまり日常上人がいらっしゃらなければ長昌寺はなかったのです。

本日、皆様はそのご縁ある大本山中山法華経寺で大荒行を成満された御上人方と共に立正安国世界平和をお祈りなされた、その意義、功徳は甚大なものでございます。荒行成満のお上人方の御力を体一杯に頂いた訳でございます。どうかその御力をこの1年間お保ち頂きまして、先ほど罍上人が仰られた様に一日一日を反省して精進賜りますようお願い申し上げます」と結ばれ、立正安国世界平和大國祷会は無事に円成した。

2025年1月20日号

東京北 寒修行

東北250203③【東京北】大寒の1月20日より節分の2月2日までの間、台東区谷中を拠点に、東京都北部管内寺院有志の僧侶による寒修行が行われ、御題目(南無妙法蓮華経)の声と、団扇太鼓の音が町に響き渡った。

寒修行とは1年で最も寒い時期に大きな声で御題目を唱え太鼓を叩き寺から寺・町から町を巡り歩く修行である。

本年も台東区 谷中を中心として 池之端や北区周辺までを歩いた。

路上においては地域の皆様の安全・安穏を祈り、各寺院では御祈念と先師に対する感謝を申し上げた。寒風の中、日々お迎えをして頂いた各寺院の関係者、街角や家々の玄関で合掌し祈る人々に触れ、長年続いている寒修行の意義、歴史を改めて感じられた14日間であった。

2024年9月5日号

東京北 檀信徒研修道場

東北240911①【東京北】令和6年9月5日、6日、総本山身延山久遠寺に於いて、檀信徒32名、教師27名が集い檀信徒研修道場が開催された。一日目、快晴のもと上野駅前駐車場よりバスにて出発した一行は新東名自動車道、中部横断自動車道を通過し、総本山身延山久遠寺へ到着。午後2時より久遠寺旧書院にて総本山身延山久遠寺法主持田日勇猊下より輪番給仕の委嘱を賜り、その後大本堂にて大導師に荒居稔宣宗務所所長、副導師に新井智顗布教師会会長、竹内煌雲修法師会会長、神保泰晴社教会会長、金森錬成声明師会副会長のもと法要が執り行われた。法要では長昌寺檀信徒の井出健三郎氏が、参拝団を代表して「法華経・お題目の日蓮宗檀信徒として、今後も護法精進に励みます。」と、大本堂御宝前で誓いを申し上げた。法要後一行は祖師堂、日蓮聖人の御真骨堂をお参りし身延山境内にて記念撮影を行なった。その後一行は御廟所を参拝し、落井良彦宗務担当事務長御導師のもと参拝団一同で御経を一読、御題目を唱和し、日蓮大聖人へ報恩と感謝の志を捧げるとともに参拝団の道中安全を祈念した。夕刻に清水房に到着し、夕食前に東京北部選出宗会議員渡辺彰良上人よりご挨拶を賜り、一日目の行程を終了した。

二日目、一行は起床後総本山身延山久遠寺の朝勤に参列した。朝勤では身延山久遠寺法主持田日勇猊下御導師のもと久遠寺山務院、学僧による厳粛な法要が執り行われ、参列した一行はその姿を見て大いに感銘を受けた。法要後は身延山総務浜島典彦上人より御法話を拝聴した。朝勤後清水房で朝食を頂いた後、一行は身延山ロープウェイに乗り身延山思親閣を参拝し御開帳法要を厳修し、法要後には思親閣別当下里是龍上人より御縁起を拝聴した。清水房に戻り引き続き閉校式が行われ、荒居稔宣宗務所所長、清水房住職内野光智上人、冠哲史伝道事務長より挨拶を賜った。その後身延山参道にてお買い物をし、昼食会場である「ゆばの里」でゆば料理を堪能した後、夕刻には上野駅前に無事の到着を以て全行程を円了した。

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新年のご挨拶。

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  • 日蓮聖人―その生涯と教え―

    日蓮宗新聞社編
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    定価 826円+税

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