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2023年11月20日号

愛知名古屋

名古屋231127④【愛知名古屋】名古屋青年会(鈴木海頌会長)と三重県青年会(前原誠伸会長)は11月20日、三重県伊勢市にある「日蓮聖人聖蹟 誓いの井戸」で法華経の読誦会を開催し、愛知県と三重県内の青年僧を中心に20名が参加した。

日蓮聖人は比叡山や京畿を遊学の末、帰郷の途中に伊勢神宮を参拝し、天照大神に法華経広宣流布を誓われた。その前に、身を清めるため百日間の水行をされたのが「誓いの井戸」と伝えられている。

この読誦会は、令和6年に全国日蓮宗青年会(横井通泱会長)主催で行われる「全国日蓮宗青年僧中部結集名古屋大会」に先立ち、開催地の名古屋青年会会員が「法華経巡礼の旅」として、中部ブロックの僧侶と共に法華経の読誦や研鑽を積み、結集への結束を深めるために行っている。また、読誦会には中部各県の青年僧や「愛知一部経読誦会」の会員も参加し、活動を通して法華経読誦の輪を広げている。

読誦後には前原会長より「誓いの井戸」についての話があり、「全国に人たちに誓いの井戸の事をもっと知ってもらいたい。伊勢を訪れた際にはぜひこちらにも立ち寄ってもらえたら」と述べた。

2023年11月12日号

愛知名古屋 西区妙見寺で落慶法要

名古屋231120③hp【愛知名古屋】11月12日、西区妙見寺(亀廣慈宗住職)で日蓮聖人御降誕八百年及び七五十遠忌記念事業として本堂・仏殿・納骨堂・書院・多目的ホール・庫裡・寺務所の落慶法要が執り行われ、僧侶・檀信徒・工事関係者・寺族など総勢100人が参列した。午前には法要に先立って約20人の稚児行列を行い、お題目を唱えながら楽しそうに近隣を練り歩いた。

午後の落慶法要では、亀廣住職を導師、管内の石黒泰良師(東区妙泉寺住職)、塩田宝裕師(西区円頓寺住職)を副導師に、管内各師が式衆を務めて営まれた。堂内には美しい雅楽の音色が響き渡り、代表の天童が祭文を捧げ、本堂一杯に集まった檀信徒らは真新しい妙見寺の完成を祝った。

最後の挨拶で亀廣住職は妙見寺の沿革、改築に至るまでの経緯を紹介。並びにこれまでの檀信徒の方々の協力に深く感謝し、「せっかく新しくきれいな妙見寺ができたので、ぜひ足を運んでほしい」と述べた。

また、夕方からは祝賀会が催され、後藤建築設計室代表後藤修一氏、株式会社ナカシロ、倉橋仏具株式会社、妙見寺総代・建設委員長野村茂氏には、これまでの功績を称え表彰状が贈られた。

2023年11月5日号

愛知名古屋 名古屋市妙泉寺・妙泉寺祭

名古屋231128③【愛知名古屋】11月5日、名古屋市東区妙泉寺(石黒泰良住職)において、「妙泉寺祭(宗祖日蓮大聖人第七百四十二遠忌 御会式法要)」が開催され、200人以上の参拝者が集まった。この妙泉寺祭は、御会式をお祭りという形で大人から子供まで楽しめるよう、ビンゴ大会やゲーム・屋台等、檀信徒協力のもと手作りで開催し、本年で18年目を迎える。

御会式法要では、鎌倉時代に今を生きることの大切さを説かれた日蓮大聖人へ報恩感謝のお題目を捧げ、うちわ太鼓の音が町内中に鳴り響いた。妙泉寺では御会式法要に合わせて宗祖日蓮大聖人のご尊像に「綿帽子(わたぼうし)」をお掛けするが、日蓮大聖人が通りかかった老婆から真綿を差し出されたことから、毎年綿帽子の奉納者を募っている。ひと冬お掛けした綿帽子は各家のご尊像用に切り分けて配布するが、中には身に着けてお守りにする人もいるという。

その後、境内において焼きそばや焼き鳥、檀信徒婦人部手作りの豚汁、妙泉寺特製スイーツが提供された。さらに、境内の一角では農業生産者による無農薬野菜販売会が行われ、近所の方や通りすがりの方も大勢訪れた。

また、妙泉寺は「災害時協力寺院」となっており、いつ起こるかわからない災害に対し、「いざ」という時の備えの大切さを学ぶ機会として、元自衛官の講師による防災用品の展示に加え、炊飯後に乾燥させて作るという、非常食のアルファ米の試食会が催された。

石黒住職は「お寺の役割の一つは地域のコミュニティになること。コロナ禍によって希薄になった〝人と人との繋がり〟を取り戻し、親・子・孫の三世代が集まる機会になれば嬉しい」と話す。その話の通り参拝者の3分の1は中学生以下の子供達であった。参拝者の中学生数名は、「来年はスタッフとしてお手伝いしたい」と意気込んでいた。

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新年のご挨拶。

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