全国の通信記事
2016年5月28日号
徳島の壽量寺で開基400年祭り こぞうくんも!
【徳島】徳島市壽量寺(佐伯明彦住職)で、5月28日と29日に開基400年祭が開催され、多数の人が参加した。
壽量寺は1616年(元和2)に徳島藩家老の樋口正長が寺町に一町四面の土地を拝領、藩命により壽量寺を創建した。開基は桑名市壽量寺の妙覚院日鐃上人。
28日は開基慶讃法要と徳島城博物館学芸員による講演や、29日は「三味線もちつき」という江戸時代に徳島で流行った三味線の音色と歌に合わせて餅つきをして、「こぞうくん」も一緒に餅つきを楽しみ、そのほか阿波踊りや大学生による大道芸など大勢の人が楽しんでいた。
2015年6月21日号
徳島・徳島市本覚寺で三木孝泰師の法灯継承式
【徳島】徳島市本覚寺で六月二十一日、第二十世佐藤泰伸師から第二十二世が営まれ、僧侶檀信徒約二十人が参列した。
本覚寺は、千利休の長男、千道安の菩提を弔う為、宗如により創立された。
孝泰師は、東京都で生まれ育ち、在家の出でありますが、仏縁によって本覚寺の後継となられた。
式ではまず、佐藤名誉住職から住職の証である払子が三木新住職に授与され、佐伯明彦宗務所長・本覚寺筆頭総代から祝辞披露の後、新旧住職が謝辞を述べ、三木新住職は「未熟者ですが、皆さまと共に本覚寺を盛り上げ、後継の育成にも励みます」と意気込みを語った。
2014年4月27日号
児島錬雄上人 訃報
【徳島】児島錬雄師(徳島市松岳寺住職、妙永寺前住職)4月23日遷化。世寿82歳。法号は顕中院日康上人。本葬儀は4月27日妙永寺本堂で営まれた。
児島師は昭和42年に松岳寺住職に就任。のち平成5年に妙永寺住職に就任。管内では宗務所宗務担当事務長、平成7年には宗務所長を2期8年務めた。また長年、中学校教諭として
大勢の生徒を教え、学校教育にも力を捧げてきた。地域では町内会長、児童館運営委員、少年補導員を務め、社会教化にも尽力してきた。