全国の通信記事
2024年2月27日号
東京東 明光教会 室田日孝上人遷化
【東京東】令和6年2月27日、明光教会担任、法王山廣厳寺第44世、本明山本立寺第42世、室田日孝上人が御遷化された。法号は順妙院日孝上人、世寿78歳だった。
通夜は3月3日、兄である愛媛県今治市法華寺の讃岐大玄院首が喪主を務め、江東区浄心寺(外山寛穂住職)で東京小西法縁会の内山堯邦会長を導師に営まれた。4日の葬儀では東京都東部宗務所の鈴木貫元所長が弔辞を読み上げ、参列した管内有縁の僧侶たちが室田師の増円妙道を祈念した。
室田師は法臈58年。昭和51年に千葉県茂原市廣厳寺の住職に就任し、昭和56年には江東区明光教会を兼務、平成11年からは茂原市本立寺を代務して寺院教会の興隆と信徒教化に努めた。また昭和53年から59年にかけて加行、大荒行堂三行成満を果たすなど自身の研鑽に励む一方、東京都東部宗務所では協議員を3期に渡り務め、宗門運動や布教伝道にも貢献された。
山梨3 令和5年度・女性信徒研修
【山梨3】2月27日、南アルプス飯野、桃源文化会館を会場に第三部檀信徒協議会(金丸忠仁会長)主催、山梨県第三部宗務所後援(岡本正富所長)『令和5年度・女性信徒研修』が開催された。
管内の女性信徒を対象に行われるこの行事は、コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となり約六〇名の参加者が集まった。
研修では、山梨県身延町の妙石坊住職・日蓮宗常任布教師・身延山布教師を勤めている奥野本洋師より『何をおいても今すぐ仏となるすべてはそれから』と題した講話が行われた。
講話が始まると奥野師は、自身の発心の話や身延山学園での教員時代の経験などユーモアを交えながら参加者たちに語り掛けた。会場からは終始笑い声が絶えず、参加した檀信徒らは熱心に聞き入っていた。
何に於いてもありがたいという心を持ち御題目を唱えて心を磨くことが大切である。家庭に於いては夫婦が互いにありがとうという気持ちで過ごすことがなにより尊いことだと述べられ約1時30間の講演を締めた。
参加者の中には「来てよかった。楽しかった。来年も是非参加したい」という方々も多く、今回の女性信徒研修も大盛況のうちに幕を閉じた。
2024年2月25日号
京都2 藤原弘教師帰⼭式
【京都2】 令和6年2⽉25⽇、⼀⼼寺(与謝郡与謝野町⽯川)にて、初⾏藤原弘教上⼈の帰⼭奉告式が⾏われ た。4⼈の同⾏僧、檀信徒と共に⾏列の後、本堂で⼀読し、⽔⾏、そして本堂で報告式が⾏われ 修法師会⻑から許証、宗務所⻑から任命を受けた。 謝辞では、「壱百⽇の功徳を、皆様に御祈祷をしてお返ししていきたい。本当に皆様に⽀えら れて成満させていただきました。ありがとうございました。」と感謝の気持ちを述べた。 檀信徒の1⼈は、「弘教上⼈にご祈祷していただき、⼜撰経を当てていただき、胸が熱くなっ た。本当に嬉しいです。」と語っていた。