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2023年11月26日
大阪三島 高槻市妙浄寺境内の石碑を移転
【大阪三島】11月26日、高槻市妙浄寺(阪田兼光住職)は、寺院境内の石碑を移転した。
この石碑は大聖山正覚寺という寺院のもので、現在の妙浄寺は、明治30年にこの正覚寺跡地に移転したという経緯がある。
正覚寺がいかなる理由によって廃寺となったのかは定かではない。ただし、同寺は地元の名士の梶村家によって維持管理されていたという事実があることから、明治期に経済的な基盤を失ったことが理由ではないかと考えられている。
阪田住職は移転について「長らく妙浄寺境内に仮置き状態のままであったが、梶村家の子孫の方が一部の墓石を整理すると聞き、そちらへの移転を申し出たところ、快諾していただいた。同地は正覚寺関連の墓碑に囲まれた場所であり、移転にふさわしいと考えた。この地で末永く顕彰したいと考えている」と述べた。