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2023年11月21日
大阪市 第38回近畿教区勧学院教学研修会
【大阪市】11月21日、22日の2日間にわたり、第38回近畿教区勧学院教学研修会がホテルアウィーナ大阪に於いて開催された。第1講から第3講は勧学院講学職、浜島典彦先生の「日蓮聖人、身延ご入山について」-教化学観点からのご入山、身延の生活、終焉-と題し、教化学の説明から日蓮聖人当時の鎌倉の状況から蒙古襲来、身延での生活や師弟教育、身延山久遠寺の位置づけ等、多岐に亘ってご教示頂いた。第3講から第6講は勧学院講学職の箕輪顕量先生による「お題目と仏教の止観」の講義で、仏教の瞑想を心理学や脳科学との接点からご説明頂き、さらに世界に広まる瞑想の現状。また、歴史的展開とお題目との関連、唱題と止観まで、興味深いお話を頂いた。近畿各地から集まった45名の受講者は学生の頃に戻って、90分、6講の講義を熱心に聴講した。全講義終了後、近畿教区長より修了証の授与があり、閉会した。