2023年11月10日
大阪豊能 第54回護法大会
【大阪豊能】11月10日能勢町浄るりシアターで宗務所主催、檀信徒協議会後援の第54回護法大会が開催された。本年は、コロナ感染症による人数制限はなく僧侶檀信徒360人が参加した。
第1部は、桑木茂光宗務所長を導師に開会式を厳修。緞帳が上がり開式すると、会場後方より身延山久遠寺の布教隊が唱題行脚で壇上へと上がり法要に花を添えた。平岡勝美檀信徒協議会副会長が大曼荼羅の御宝前に進むと、会場の檀信徒と共に「宗徒信条の要」を声高らかに奉読した。
第2部は、身延山久遠寺布教部長の豊田慈證師による『良縁を結ぶ~身延山開創750年によせて~』と題する法話を拝聴し、参加者は日頃よりお題目をお唱えし、心を磨き精進することの大切さを改めて学んだ。
第3部はウクライナ支援チャリティー特別企画としてウクライナ出身の世界的オペラ歌手でありバンデゥーラ奏者であるオクサーナ・ステパニュックさん、ピアニストの比留間千里さんによる演奏が行われた。アンコールの2曲を含む計12曲が披露され、参加者の1人からは、「高尚な歌声と声量に圧倒されました。この様な演奏は、テレビ等でしか見たことしかなかったので、実際に会場で見させていただき感動しました」と感想をいただいた。
チャリティーによって集まった支援金は、オクサーナさんを介して日本製の止血帯購入に充て、ウクライナ本国に送られる。
最後は所長を導師に、青年会出仕のもと唱題行を行い閉会。
またコロナ禍により中止していた第9回写真コンテストが行われ、参加者の投票で選出された優秀作品には、表彰状と記念品が贈られた。