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2023年9月1日
神奈川2 関東大震災百年追悼慰霊法要
【神奈川2】9月1日、鎌倉市本山・本覚寺(永倉日侃貫首)にて鎌倉組寺主催の「関東大震災100年 慰霊と防災の集い」を開催した。
本覚寺大本堂は関東大震災当時、鎌倉市内で倒壊しなかった数少ない建物であり今回の法要の会場となった。
大震災の発生した11時58分に松尾崇鎌倉市長が梵鐘を打ち、黙とうを行った。
その後、収玄寺・片野玄斉導師の下、鎌倉組寺出仕にて追悼慰霊法要を大本堂にて営んだ。
永倉秀行本覚寺執事長、松尾崇市長、浅尾慶一郎参議院議員より挨拶があった。
安国論寺・平井智親実行委員長は謝辞で「慰霊法要を通じ大きな犠牲と悲しみを思い出し、同じことを繰り返さないために防災を考える。慰霊追悼と防災を併せて初めて防災が大切と理解できるのではないか。一人一人が防災に備えることが、全体として大きな防災となり結果的に犠牲者を少なくすることができるのではないか」と述べた。
境内では防災パーク鎌倉として災害時対処方法の学びや体験の場が設置された。