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2023年3月26日
島根・第40回統一信行
【島根】日蓮宗島根県宗務所(新間信應所長)並びに日蓮宗島根県檀信徒協議会(川神清孝会長)が共催で3月26日、「第40回統一信行」を日蓮宗島根県教化センター(文谷孝順センター長)が行った。会場は出雲市民会館で、僧侶檀信徒約30人が参加した。4年ぶりの統一信行となった今回は、蔵本知宏師(益田市妙法寺住職)の講演と、書写行の二本立てで開催された。
講演では、蔵本知宏師(益田市妙法寺住職)が「法華経に説かれる本当の幸福とは」と題し、寺庭婦人として長年自坊を守り続けてきた母親の介護の体験談を紹介。介護とは親が命懸けで行う最後の子育てであり、生老病死を全身全霊で教えてくれたこと、その介護体験を、法華経の菩薩行を引用し幸福について語った。
参加者からは「信仰や信行は出逢いや日常生活の中に転がっており、そこに幸福があると気付かされた。」との声が聞かれた。