2022年9月17日
宮城 第36回統一信行会
【宮城】令和4年9月17日(土)、宮城県仙台市・妙法結社(阿部錬雄教導)が担当し、大和町まほろばホールを会場に第36回管内檀信徒統一信行会が開催された。日蓮宗宮城県檀信徒協議会(早坂晃会長)主催で、日蓮宗宮城県宗務所(日野教恵所長)後援のもと、約130名の教師・檀信徒がかけつけた。
コロナ禍により2年中止したため、3年ぶりの開催であり、その間の担当であった阿部教導や日野所長は万感の思いで本会に臨んだ。また当日は最大台風14号が接近していたが、台風がゆっくり進行した為、天候が崩れる事なく開催出来た。偏に「法華経の祈りのかなわざる事なし」である。
開催にあたり団旗を持った宮城県の各寺院代表者が寺院団旗を持って唱題行脚にて会場入りして開会式を行った。開会に先立って宮城県檀信徒協議会の前会長/玉谷光夫さんが檀信徒協議会会長を15年務めた功績により、管長表彰がなされた。
日野所長は挨拶にて「私の任期とともに隣で尽してくれました。本当にありがたい事です。」とその功績と厚恩を讃えた。
阿部教導導師のもと、法味言上して妙法結社の縁起由来が説明された。阿部教導の壮絶な人生や結社の成り立ちを参加檀信徒は聞き入っていた。
その後檀信徒協議会にて本紙面お盆号に掲載された宮城県法玄寺(駒林泰玄住職)の土砂災害の義援金勧募を会場内で行い、募金総額105276円を宮城県宗務所へ手渡しした。後日全額を法玄寺へ届ける予定である。
最後に身延山久遠寺副総務の浜島典彦師による講和「日蓮聖人の身延山での生活に学ぶ」をお話され、日蓮聖人の身延山での厳しい生活や聖人の人となりの素晴らしさを聞き、コロナ禍でなかなか行けなくなっていた身延山参拝であったが、日蓮聖人身延御入山750年に向け参拝意欲が高まった。
最後に次回開催である、経王寺/本妙丹後稲荷結社へ団旗が渡され閉会した。
参加檀信徒は「コロナ禍でお経やお題目を唱えられなかったけど、久しぶりの信行会で心が晴れた気持ちになった。身延団参も行きたいね。」と満足げな様子であった。