2022年2月20日
千葉東 冨 永一雄上人本葬儀
【千葉東】2月20日、香取市大法寺前住職の冨 永一雄師が遷化され、同寺で23日通夜、24日本葬儀が営まれた。
世寿は89歳。法号は法壽院日遠上人。
通夜・本葬儀とも導師は小島孝史師(香取市浄国寺住職・千葉県奠統会会長)が勤め、千葉県東部青年会(長谷川雄宣会長)の会員が法要・司会・受付等を含めて出仕した。
冨永一雄師の突然の遷化を悲しみ、寒い中多くの参列者がお別れに訪れた。
一雄師の長男である冨永観瑞師(多古町妙光寺住職・千葉県東部宗務所長)が外で参列者を出迎え、次男で現代務住職の冨永一道師(山武市本行寺住職)が本堂正面で焼香する人たちに挨拶をした。
また一雄師の義弟にあたる総本山身延山久遠寺総務の持田日勇猊下や見附玄妙寺の渡邉日彰猊下も参列に訪れていた。
一雄師は昭和31年に得度し、昭和32年に同寺住職に就任。60年以上に渡り、大法寺の仏祖三宝に御給仕し、本堂や庫裡の新築等、境内伽藍維持整備に尽力し、平成31年に山武市本行寺住職冨永一道師に法灯を託した。
管内では、宗務所参事・協議員等の要職を歴任し、また千葉県奠統会理事も多年務めた。