全国の通信記事
2021年2月15日号
神奈川1 横浜市仏教会 一食支援活動
【神奈川1】横浜市仏教会はコロナ禍による自粛生活が原因で困窮する人や飲食店を支援する「一食支援活動」を2月15日から3月19日まで、5ヵ寺で行った。営業時間短縮で困難に直面している地元の飲食店から弁当を購入し、支援先は1人暮らしの高齢者や子ども食堂に通う子どもなど生活弱者に無料提供をする活動。日蓮宗寺院では南区常照寺が会場となり2月15、17、19日に行われ、15日に120食、17、19日は各250食の弁当が配られた。
参加者や飲食店からのさまざまな声を聞いた伊藤政浩師は「以前から常照寺は子ども食堂を実施していたが、コロナ禍で中断していた。弁当配布が好評だったことをヒントに、次回は仏教会としてだけでなく常照寺独自の支援を考えて、実行していきたい」と話している。
千葉南 青年会が水行式
【千葉南】宗祖降誕800年の聖日を迎える誕生寺で2月15日、千葉県南部青年会(松岡教光会長)が水行式を行い、境内を清めた。
この日は、午後4時から千葉教区主催の御幼像遷座・三奇瑞奉奠式が本堂で開催されており、それに先駆けて午前11時に1座目、式典後の午後6時から2座目の水行式が行われた。
暴風雨に見舞われたこの日、1座目は強雨の中での水行式となったが、青年僧16人の力強い水行肝文が負けじと境内に響き渡った。2座目には雨風も収まり、参拝者も多く見守る中17人が参加。ライトアップされた祖師堂をバックにした幻想的な水行式となった。
水行を前に松岡教光会長は「明日お迎えする宗祖降誕800年に向け、心と体をもって宗祖日蓮聖人への御報恩、そして疫病退散と国家安寧を祈念したい」と語っていた。
2021年2月13日号
徳島 日蓮聖人御降誕八百年管区慶讃大法要
【徳島】令和三年二月十三日、善学寺にて大塚教温徳島県宗務所長(善学寺住職)を導師に、県内寺院総出仕のもと、宗祖日蓮大聖人御降誕八百年徳島管区慶讃大法要が営まれた。法要では大塚教温宗務所長が「慶讃文」を読み上げ報恩感謝が捧げられた。また石川忠幸徳島県檀信徒協議会会長より「誓いの言葉」にて檀信徒の信仰増進の誓いを読み上げられた。また新型コロナウィルスの影響により徳島の各寺院から檀信徒一名を代表に参加してもらい、規模を縮小しての開催となった。
法要後は大塚教温宗務所長より「御降誕八百年のこの記念すべき年に、コロナ禍中により規模を縮小しての開催となりましたが参加頂き有難うございました。今後もお寺と檀信徒共に立正安国を実現していきましょう。」と述べられた。