2020年10月28日
栃木 檀信徒統一信行会
【栃木】10月28日さくら市妙福寺(野澤壯監住職)において、日蓮宗栃木県宗務所主催の檀信徒統一信行会が開催され、管内より16人の檀信徒が参加した。開催にあてっては、新型コロナウイルス感染症対策として日程の短縮や、参加人数の制限、テーブルや椅子の消毒、各場所に手指消毒スプレーの設置、入場時の検温など出来る限りの対策をした。開会式では、横山真康宗務所長(日光市慈眼寺住職)から、昨年台風で延期となった経緯や台風時の活動、コロナ禍においても大切な檀信徒統一信行会に参加してくれたことへの謝辞があった。続いて齋藤高藏日蓮宗栃木県檀信徒協議会会長は御降誕800年に向けて勉強していきたいとの抱負を語り、会場寺院住職である野澤壯監上人は妙福寺の縁起を話した。その後、藤﨑善隆上人(栃木県声明師会会長)のお釈迦様についてもう一度基礎から学ぼうと、初転法輪や四諦八正道の講話があった。また、会場寺院住職であり、布教師会会長でもある野澤壯監上人による高座説教として、一心欲見仏不自惜身命をテーマに阿仏房登詣の弁が披露された。最後に教師と参加者でともに法要を執り行い、御宝前に報恩感謝の誠を捧げた。(髙橋法靖通信員)