2020年2月27日
福岡 管内成満僧の帰山報告式
【福岡】福岡県修法師会(佐野前明会長)主催の令和元年度加行所成満僧の帰山奉告式を二月二十七日、福岡市日蓮聖人銅像護持教会(渡邊正順主管)で開催された。僧侶檀信徒約百二十名が参列した。正午より日蓮聖人銅像前で自我偈を一読した後、水行式が執り行われた。その後、本堂にて帰山奉告式が県内代表五行成満 中村公彦師(小倉眞浄寺住職)を導師に行われた。法要後、渡邊主管、刀禰義弘宗務所長(門司大雄寺住職)「冬場の寒さには慣れておりますが、今年の夏の暑さにはご苦労されると思います。体調にお気を付け頂いて頑張って下さい。」と祝辞を述べた。次に中村師が県内行僧を代表して挨拶し「今年は四十二歳の初行僧がおり本人含め、我々も大変でした。我々県内行僧としては全員無事にこの銅像様で帰山式を行うことを目標に助け合いながら頑張ってまいりました。初行、再行、参行と行を重ねるたびに、共に行を同じく修行する行僧の方々がいてくれるので頑張れると思います。そして、待っていただける方々のおかげで行がおこなえると実感しました。誠にありがとうございました。」と述べた。
最後に佐野会長が「中村上人、よく七人揃って帰って来てくれました。本当に心配いたしました。あなたが頑張ってくれたおかげでこうして無事に報告式を行えましたありがとうございました。そして、コロナウイルスが流行の兆しの中にもかかわらずご参列頂きありがとうございました。お題目の力を信じ共に信仰に励んでいきましょう。」と述べ挨拶を終えた。
引き続き特別祈祷が行われ終了となった。
出仕加行僧
五行 眞浄寺 中村公彦師
参行 壽量寺 路次泰隆師
再行 妙善寺 德永前啓師
再行 長遠寺 栗原正臣師
再行 妙隆寺 中野前良師
初行 圓満寺 山崎高督師
初行 本就寺 水上正彈師